球界トピックス

6月9日


ナゴヤドーム:中日3勝7敗
G  200000000  2
D  010000000  1
勝:林2勝3敗
負:人斬り抜刀斎6勝5敗
S:シコースキー2勝2敗2S
本:ローズ22
 名手・川相、悪夢のフル欠場! オレ流大チョンボ采配炸裂で首位奪回ならず!
前日、名手・川相の犠打世界記録更新を犠牲にした巧妙な策略と執念の激走により、劇的なサヨナラ勝ちで巨人に計り知れないダメージを与えた中日。この日も巨人を下せば、首位奪回のチャンスだと言うのに、落合監督は全く学習していないのか、あるいは茂雄に福嗣君の弱みでも握られているのか、この日も川相をスタメンに起用しない大チョンボ采配を炸裂させた理不尽な川相幽閉策に動揺を隠せない中日先発・人斬り抜刀斎に対して、巨人は初回、一死から清水が内野安打で出ると、ローズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3試合連続となる22号2ランを叩き込み、2点を先制。早くも追いかける展開となった中日はその裏、巨人先発・林に対して、二死から立浪がレフト線へ二塁打を放つも、福留は空振り三振に倒れて、結局、無得点と早くも川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、先頭のオチョアがセンターオーバーの二塁打で出ると、二死後、谷繁が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライト線へのタイムリー二塁打となり、オチョアが返って1点差。直後の3回、巨人は二死から清水のヒットの後、ローズ,マッスル千代の富士が連続四球で満塁のチャンス。しかし、ペタジーニはショートゴロに倒れて三者残塁とまたまた川相不在の弊害を大露呈。続く4回にも無死一、二塁のチャンスを掴むも怒涛のチャンスブレイカー・ニックンがセカンドライナーゲッツーに倒れる相変わらずのインケツぶりを遺憾なく発揮。続く林は空振り三振に終わり、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、中日は四球のオチョアを一塁に置いて、渡辺がライト前に弾き返し、一死一、三塁と一打同点のチャンス。ここで谷繁がセカンド後方へのフライに倒れると、川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦ったオチョアが無謀にもタッチアップで本塁へ突っ込む大暴走をかまし、悠々タッチアウトで結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の5回、巨人はガッツな貴公子・仁志,清水の連打で無死一、二塁としながら、ローズ,マッスル千代の富士,ペタジーニのクリーンアップがあえなく凡退し、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、中日は先頭の人斬り抜刀斎が川相不在の打線がアテにならないとあっては自分で決めるしかないとばかりに左中間へ執念の二塁打を放つも、荒木,井端,立浪と簡単に倒れて、人斬り抜刀斎は二塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。7回には二死からヒットで出た英智が川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦って、林の牽制で大きく飛び出し、挟殺される大チョンボ両軍共に残塁の山を重ねるだけと言う川相不在を痛感させる大拙攻三昧で試合は2−1の儘、土壇場9回裏に突入。巨人3番手・岡島の前に福留が空振り三振に倒れると、4番手・シコースキーに対して、オチョアもショートゴロと凡退。ここで代打・森野が一、二塁間を破り、いよいよ名手・川相が登場か…と思いきや、代打で出てきたのは土谷。しかし、土谷はあえなく空振り三振に倒れて、ゲームセット名手・川相が悪夢のフル欠場に追い込まれ、むざむざ自滅した中日に救われ、辛くも首位の座を守った巨人だが、初回に飛び出した一発以降はタイムリー欠乏症の深刻ぶりを露呈するだけのゼロ行進と言う無様な試合展開にナインは誰一人笑顔を浮かべる事なく球場を後にした。勿論、川相をフル欠場に追い込むくらいなら、返してくれと言う思いを強めたであろう事は想像に難くない

横浜:横浜2勝6敗1分
S  05000000×  5 降雨コールド
YB 0000302    5
本:古木6、T.ウッズ18

富山:広島6勝3敗
T  001000010  2
C  30000000×  3
勝:高橋3勝5敗 負:井川5勝5敗 S:大竹2勝2敗3S

東京ドーム:日本ハム4勝10敗1分
H  100340000  8
F  000021001  4
勝:星野3勝2敗 負:ガンちゃん1勝6敗
本:ズレータ14,15、金子2、島田1

GS神戸:オリックス10勝3敗
M  201260402 17
BW 200020300  7
勝:渡辺俊5勝5敗 負:フィル王子2勝3敗
本:ベニー松山13、ブラウン12、松田さん9

大阪ドーム:近鉄7勝7敗
L  021000006  9
Bu 000000404  8
勝:星野3勝0敗 負:カラスコ2勝7敗2S
本:大島7、阿部真3


 新助っ人・ボイルズ投手の獲得を発表!
この所、新助っ人の獲得ラッシュとなっているが、今度はダイエーが動いた。ロイヤルズ傘下3Aオマハに所属するブラッド・ボイルズ投手(27=182cm,88kg 右投右打)を獲得した事をこの日、発表したのだ。年俸3000万円(推定)の1年契約で、背番号は「62」。メジャー通算40試合で0勝4敗1Sのボイルズは今季は3Aで先発ローテーションに入り、10試合で3勝2敗、防御率3.27をマークしている。一時期、ストッパー不在に悩まされていた事でリリーフ候補の助っ人を模索していたダイエーだが、ボイルズは先発タイプ。王さんは「今は三瀬と山田がいいので(ストッパーに)無理に当てはめる事はしない」と、起用法については決めかねている様だが「ビデオで見ると、ストレートとスライダーでストライクが取れ、球速も147,8kmは出ていた」と、期待を寄せている。