球界トピックス

6月4日



3球目を痛打する破戒僧・清原

センター前ヒットとなり快挙達成

西武時代の同僚・金村弟が花束を贈呈

記念ボールをローズから手渡される

選手会長・マッスル千代の富士も祝福

大観衆に花束を掲げ、感謝の意を示す

神宮:ヤクルト2勝7敗
G  101001001  4
S  41001010×  7
勝:ベバリン4勝3敗
負:カリメロ5勝1敗
本:小久保17、岩村14、破戒僧・清原10
 
破戒僧・清原、2000本安打達成! 怒涛の残塁地獄でメモリアル粉砕!
川相不在が故の怒涛の拙攻三昧を展開しているにも拘わらず、名手・川相を大量ビハインド後の2イニングに起用したのみと言う落合監督のオレ流大チョンボ采配に助けられ、連勝モードの巨人。破戒僧・清原の2000本安打にリーチがかかって異様な雰囲気に包まれたこの日はヤクルト先発・ベバリンに対して、1000試合出場となるガッツな貴公子・仁志がセンター前に弾き返すと、清水のセカンドゴロで二進。ここでローズがライト前にタイムリーを放ち、1点を先制。マッスル千代の富士は見逃し三振に倒れて、二死となった所で登場した破戒僧・清原はカウント0−2からの3球目を叩くと、これが二遊間をしぶとく破るセンター前ヒット。2000本安打効果による3連戦の集客効果を狙う神宮球場及び視聴率アップを狙うフジテレビの期待を無惨に打ち砕くがごとく地上波放映前にいともあっさりと史上31人目の快挙を達成。しばし、球場は大歓声に包まれ、余韻を残した儘、試合は再開されたが、小久保が歩いて満塁となった所で阿部は見逃し三振に倒れて、三者残塁と早くも川相不在が故のツメの甘さを大露呈いきなり川相不在の弊害を見せつけられた上、破戒僧・清原に名球会入りの先を越されて、動揺を隠せない巨人先発・カリメロはその裏、いきなり先頭の志田を歩かせたものの、続く宮本をサードゴロに打ち取り、ゲッツー…と思いきや、これを小久保が後逸するヘッポコエラーをかまし、無死一、二塁の大ピンチ。昨年までの背番号「6」には考えられない凡プレーに落胆の色を隠せないカリメロ岩村にはレフト前へタイムリーを浴びて、あっと言う間に試合は振り出し。更に、簡単にダブルスチールを許した後、寿司職人ラミレスの右中間への凡フライを川相不在で守備のリズムを崩したマッスル千代の富士とローズが譲り合って、勝ち越し2点タイムリー三塁打とされる有様。続く金村弟にもあっさり犠飛を許して、この回、4失点。3点を追う巨人は直後の2回、二死からガッツな貴公子・仁志,清水と連打を浴びせると、ローズが歩いて、満塁のチャンス。しかし、マッスル千代の富士は空振り三振に倒れて、またも三者残塁と川相不在の弊害を大露呈相変わらずの拙攻三昧に愕然とするカリメロはその裏にも岩村にタイムリー二塁打を浴びて、5点目を献上。直後の3回、巨人は2回にして早くも6残塁と言う驚愕の残塁地獄に川相不在では一発に賭けるしかないと言う思いを強めた小久保が17号ソロを叩き込み、ようやく2点目。しかし、所詮その場限りの一発では試合が止まるだけ。阿部,ニックンと倒れて、結局、1点止まり。続く4回には一死からガッツな貴公子・仁志がライト線へ二塁打を浴びせるも、清水,ローズと相次いで凡ゴロに倒れて、結局、無得点とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。5回には二死から小久保が四球を選んだものの、阿部はファーストへのファールフライに終わり、小久保は一塁に釘付けとまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈一向に終わらない無限残塁地獄に苛立ちは募る一方のカリメロはその裏、一死一、三塁のピンチを迎えると、中井美穂の旦那・古田にレフト前タイムリーを浴びて、6点目を献上。続くマーチンから史上8人目となる通算2500奪三振をマークするなど、後続は断ち切ったカリメロだったが、この回限りで失意の降板。直後の6回、川相不在の無様な野球を繰り広げる巨人に首位を走られている許し難い状況から来るストレスが頂点に達したのか、ベバリンが拙攻打線の象徴たる怒涛のチャンスブレイカー・ニックンの脳天を見事にスナイプし、危険球退場。これにより、緊急登板となった2番手・杉本に対して、代打・ヒットマン後藤,ガッツな貴公子・仁志はポンポンと打ち上げる淡泊なバッティングで二死となったものの、ここで清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、右中間を深々と破るタイムリー二塁打となり、代走・黒田が3点目のホームイン。なおも二死二塁のチャンスだったが、ローズはセカンドゴロに倒れて、1点止まりとまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。7回には二死から小久保が振り逃げで出塁するタナボタのチャンスを得るも、続く阿部は空振り三振に倒れて、結局、無得点とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。その裏、岩村の14号ソロで4点差とされた巨人は8回もヒットで出た仁志を返せず、またまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。土壇場9回、二死から破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンド上段へ10号ソロをぶち込むも、所詮、その場限りの一発。この後、小久保のヒット,阿部の四球で一、二塁とするも、代打・ペタジーニはセカンドゴロに倒れて、二者残塁と最後の最後まで川相不在の弊害を露呈する形でゲームセット。13残塁と言う川相不在を痛感させる怒涛の拙攻三昧で敗れるべくして敗れた巨人の連勝は8でストップ。3選手のメモリアルゲームを無惨な敗北で終える辺りが8連勝しても一向に乗り切れない巨人の状態を如実に示している。今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。
 左:攻守に足を引っ張られ、失意の6失点KOとなったカリメロ


静岡:横浜8勝1敗
T  101000000  2
YB 01000002×  3
勝:加藤2勝2敗2S 負:安藤1勝4敗2S S:ササキ様1勝0敗14S
本:多村11,12、キュラソ星人13、マイケル3

ナゴヤドーム:中日7勝1敗
C  000001000  1
D  00010101×  2
勝:朝倉2勝0敗 負:ベイル2勝2敗 S:霊感投手・落合8S
本:求道者・前田10、井端2

千葉マリン:ロッテ8勝4敗
Bu 000202010  5
M  02100022×  7
勝:薮田1勝1敗 負:カラスコ2勝6敗2S S:小林雅2勝5敗13S
本:礒部12、中村12、北川4、大塚3

札幌ドーム:日本ハム7勝3敗
BW 030001000  4
F  30000130×  7
勝:伊集院光の弟子・金村7勝3敗 負:ムーア5勝4敗 S:横山2勝1敗12S
本:オーティズ11