球界トピックス

6月3日


東京ドーム:巨人6勝2敗
D  010000020  3
G  00030402×  9
勝:佐藤宏1勝0敗
負:山本昌3勝2敗
本:福留14、破戒僧・清原9、マッスル千代の富士10、小久保16
 あまりにも遅過ぎた川相投入! オレ流大チョンボ采配で悪夢の3連敗!
名手・川相をスタメンに起用しないばかりか、勝負所でも使わず、フル欠場に追い込むと言う落合監督の連夜の大チョンボ采配でむざむざ連敗を喫して、ナインの士気がどん底状態の中日。一方、7連勝で首位に立ったものの、無様な試合運びで結果オーライの展開にナインの士気が一向に上がってこない事態を重く見た悪太郎・堀内監督は川相不在を唯一補える存在としてナインの信頼が厚い造反五人衆最後の一角・桑田を今季初めて、中6日で先発起用。桑田は川相不在のヘッポコバックを背負い、投球の幅を大きく狭められながらも、初回、絶妙の制球力で三者凡退に斬って取る上々の立ち上がり。しかし、続く2回、先頭の福留に川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ特大の14号ソロを叩き込まれて、先制点を献上。後続はきっちり断った桑田だが、川相不在を補うべく無理をしたのが祟ったか、試合前から軽い痛みがあった腰を悪化させるアクシデントに見舞われ、この回限りで失意の途中降板となった。中日先発・山本昌の前に3回までパーフェクトと川相不在の弊害を露呈しまくっていた巨人だったが、4回、ガッツな貴公子・仁志がチーム初安打を浴びせると、清水が死球を食らって、一、二塁。単打で同点となると言うのに、川相不在とあって一発しか頭にないローズ,マッスル千代の富士と連続三振に倒れたが、ここで破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ9号3ランを叩き込み、一気に逆転に成功。4,5回と走者を出しながら、あと一本が出ない拙攻続きの中日は6回にも井端,立浪の連打で無死一、二塁のチャンスを掴むも、ここで福留は空振り三振。3番手・シコースキーからオチョアが死球を食らって、満塁とチャンスを拡大させたものの、続くボンジュール大西はサードゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたも無得点と川相不在の弊害を大露呈。すると、その裏、巨人はガッッな貴公子・仁志の四球,清水のヒットで一、二塁とした所で、マッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ10号3ランをぶち込んで、山本昌をKO。更に、2番手・遠藤から今度は小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ16号ソロを浴びせて、この回、一挙4点。中日は7回にも二死から代打・ピンキー井上,荒木の連打で一、二塁のチャンスを作りながら、井端が空振り三振に倒れて二者残塁とまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。8回にオチョアのタイムリーで2点を返し、その裏からようやく川相がサードの守備に入ったものの、流れを引き寄せるには、あまりにも遅過ぎた。川相の所に打球を集めたいと言う4番手・小笠原の思惑を裏切る様に巨人は昨年まで何度となくチームの危機を救ってくれた和製オジー・川相の広大極まりない守備範囲を避ける様に4連打を浴びせて、ダメ押しの2点を追加。9回も頼みの川相に打席を回す事も出来ない中日は敗れるべくして敗れて、屈辱の3連戦3連敗。「一言で言えば、この球場に負けた。器に負けたんだ。ちょっとした(山本昌の)コントロールミス」などと、自らの大チョンボ采配を棚に上げて、敗因を球場のせいにした落合監督「この3連戦はショックな負け方じゃない」と強がったが、川相を殆ど使わずにむざむざ巨人に3タテを食らった中日ナインのショックは計り知れない。一方、川相不在の弊害を露呈しまくりながら、3夜続けて同じ過ちを繰り返すオレ流大チョンボ采配に救われ、タナボタの白星を拾った巨人は8連勝。しかし、結果オーライの白星である事はナインの誰もが分かっており、川相をロクに使う気がないなら、返してくれと言う思いを強めたであろう事は想像に難くない。最後の心の支えだった桑田も19年目にして初の腰痛で登録抹消となる事が決定するなど、ナインが受けた傷はとてつもなく深い

甲子園:阪神6勝4敗
S  011100110  5
T  000000002  2
勝:川島4勝2敗 負:福原7勝3敗
本:岩村13、稲葉8

尾道:広島5勝6敗
YB 020001100  4
C  10202000×  5
勝:玉山1勝0敗 負:マレン2勝5敗 S:大竹2勝2敗2S
本:緒方11、多村10、ラロッカ17、T.ウッズ17

西武吹き抜けドーム:西武9勝2敗
BW 100010000  2
L  10100101×  4
勝:ミャオ3勝0敗 負:金田0勝1敗 S:豊田1勝0敗7S
本:ベンちゃん18,19、松田さん6