球界トピックス

5月28日


東京ドーム:巨人3勝4敗
YB 011010002  5
G  00001015×  7
勝:チョコ1勝1敗
負:マレン2勝4敗
本:メカゴジラ4、内川11、破戒僧・清原5、マッスル千代の富士7、小久保15、T.ウッズ14
 
カリメロ、失意の6回KO! 横浜、巨人のお株を奪う大拙攻!
前夜、桑田の執念の力投で辛くも勝ちを拾った巨人。しかし、川相不在を唯一フォロー出来る桑田も毎試合投げられる筈はなく、これから史上空前の空砲&残塁量産打線に悩まされる日々が始まる事になる事は想像に難くなかった。事態を重く見た悪太郎・堀内監督は恒例行事となっていた桑田の登板翌日の登録抹消を取りやめ、一軍に残す事で辛うじてナインのモチベーションを維持させる事に成功したものの、初対戦となる横浜先発・マレンに対して、3回までパーフェクトに抑えられる体たらく。不甲斐ない打線に辟易としながらも、200勝達成に燃えるカリメロだったが、2回にメカゴジラの4号ソロで先制されると、続く3回には内川に11号ソロを浴びて、2点目を献上。2点を追う巨人は4回、先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前に弾き返すも、完全無策の強攻策を指示された清水はセンターフライと進塁打すら打てず、続くローズはファーストゴロゲッツーに倒れる最悪の展開でまたも無得点落胆の色を隠せないカリメロは直後の5回、一死満塁のピンチを迎えると、T.ウッズにタイムリーを浴びて、3点目を献上。なおも満塁のピンチだったが、メカゴジラをショートゴロゲッツーに打ち取り、辛くも1点で食い止めた。その裏、巨人は一死から破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ5号ソロを叩き込み、ようやく1点を返すと、7回にはマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ7号ソロを叩き込み、1点差。6回に無死一、二塁,7回に二死二塁とチャンスを逸し続けてきた横浜は8回にも一死二、三塁と追加点のチャンス。しかし、ここで投手のマレンに回ってくる巡り合わせの悪さ。マレンは空振り三振に倒れると、3番手・チョコに対して、石井タクローもショートゴロに終わり、ここまで10残塁2併殺と巨人を思わせる拙攻ぶりを展開。すると巨人はその裏、今度は小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ15号ソロをぶち込み、ソロ3発でついに同点。続く阿部も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、ライトフェンス最上部を直撃する三塁打となり、マレンをKO。代わった2番手・加藤に対して、ニックンが四球で歩くと、一死後、ガッツな貴公子・仁志のどん詰まりの打球がセンター前にポトリと落ちる幸運なタイムリーとなり、勝ち越しに成功。更に、二死後、ローズ,マッスル千代の富士の連続タイムリーが飛び出して、この回、一挙5点のビッグイニングを形成。土壇場9回、4番手・シコースキーはT.ウッズに14号2ランを浴びて、2点差まで詰め寄られたものの、辛くも後続を断って、逃げ切り。横浜の巨人以上の拙攻ぶりに救われて、何とか勝ちを拾ったものの、一発依存野球は相変わらず。最後の最後で打線が繋がったとは言え、粘りの投球を続けていたカリメロを見殺しにする格好となり、ナインの士気は上がらず仕舞い。今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。
 左:川相不在で失意の6回KOとなったカリメロ

ナゴヤドーム:中日4勝6敗
T  000000000  0
D  00000020×  2
勝:山本昌3勝1敗 負:福原7勝2敗 S:岩瀬1勝3敗5S

GS神戸:オリックス2勝6敗
H  100230000  6
BW 000000100  1
勝:和田4勝1敗 負:ムーア5勝3敗