球界トピックス

5月27日


福岡ドーム:巨人6勝6敗
C  100001000  2
G  20113020×  9
勝:桑田1勝1敗
負:デイビー3勝4敗
本:マッスル千代の富士6、小久保14、ニックン1
 桑田、執念の力投で今季初勝利! 清水、怒りの猛打爆発!
前夜、左に弱いなど言い掛かりをつけて清水を外し、怒涛のチャンスブレイカー・ニックンを2番ショートの聖域に置くと言う茂雄が乗り移ったかの様な暗黒采配をかまし、大いにナインの反感を買った悪太郎・堀内監督。ただでさえ重苦しかったチームのムードは一気に険悪となり、いつ内紛が起きてもおかしくない一触即発の状態に陥った事で流石に懲りたか、この日は清水を2番に、ニックンを8番に戻すいつも通りのオーダーに切り替えた。更に、川相不在を唯一補いうる存在としてナインからの信頼も厚い造反五人衆最後の一角・桑田を先発起用する事でナインのモチベーションは何とか平常通りに回復。それでも、川相不在のヘッポコ内野陣を背負い、制球の幅を大きく狭められる苦しい展開の桑田は初回、四球や暴投と言った、らしくない投球で一死満塁のピンチを迎えると、緒方にも四球を与えるまさかの押し出しで先制点を献上。1点を追う巨人はその裏、広島先発・デイビーに対して、先頭のガッツな貴公子・仁志がヒットで出ると、理不尽にスタメンを外され怒り心頭の清水がライト前に弾き返して、一、二塁。ここでローズもライト前へタイムリーを放ち、仁志が同点のホームイン。なおも無死一、三塁のチャンスにマッスル千代の富士はショートゴロゲッツーに倒れる最悪の展開となったが、この間に清水が返って勝ち越しに成功。続く2回には一死から阿部,ニックンが連打を浴びせ、桑田がきっちり犠打を決めるも、ガッツな貴公子・仁志はファーストへのファールフライに倒れて二者残塁とまたも川相不在の弊害を露呈。しかし、3回、理不尽にスタメンを外され怒り心頭の清水がセンター前に弾き返すと、一死後、マッスル千代の富士の内野安打で一、二塁となった所でペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、センターオーバーのタイムリー二塁打となり、清水が3点目のホームイン。なおも二、三塁と追加点のチャンスだったが、小久保,阿部と倒れて二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。4回には二死二塁の場面で、理不尽にスタメンを外され怒り心頭の清水がライト線へタイムリー二塁打を放ち、4点目を追加。5回には先頭のマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ6号ソロをぶち込むと、ペタジーニのヒットの後、小久保も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ14号2ランを叩き込み、デイビーをKO。走者を出しながらも要所を抑える粘りの投球を続けていた桑田だったが、6回、栗原,野村と連打を浴びるなど、一死二、三塁のピンチ。ここで広島は代打に求道者・前田を送り込むも、桑田はショートゴロに抑える気力の投球。この間に栗原の生還を許したものの、続くキムタクをファーストゴロに打ち取り、このピンチを脱出し、この回限りでお役御免。巨人は7回にある程度、無茶振りが許される8番に下がったニックンが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに左中間スタンドへ今季初アーチとなる2ランを放ち、ダメ押し。7回以降、河原−佐藤宏の継投で辛くも逃げ切った巨人は5割復帰で3位に浮上し、桑田は待望の今季初勝利をマーク。一気に大転落する窮地を桑田の執念の力投と清水の怒りの猛打により、何とか脱したものの、桑田はまた翌日に理不尽にも登録抹消にされる危機に立たされており、清水もいつ茂雄の陰謀で再びスタメンから外されるとも限らない。この絶体絶命の状況を打破する為にも、今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

神宮:ヤクルト6勝3敗
D  001010011  4
S  30010101×  6
勝:川島3勝2敗 負:人斬り抜刀斎6勝3敗 S:五十嵐亮2勝0敗6S
本:寿司職人ラミレス6、土橋3、谷繁8,9、中井美穂の旦那9、福留12、岩村12

甲子園:阪神1勝7敗
YB 000320000  5
T  00302025× 12
勝:井川4勝4敗 負:ゲーリー川村3勝2敗
本:村田5、T.ウッズ13、ゼブラ今岡13、キュラソ星人11,12、鳥谷1