球界トピックス

5月19日 YB−G(横浜)、C−D(広島)、S−T(神宮)
M−F(千葉マリン)、BW−L(GW神戸):雨天中止


 新助っ人・コーリー、来日記者会見! 背番号「97」に決定!
川相不在のヘッポコ内野陣を背負わされると言うとてつもない不安感に苛まれ、崩壊状態の巨人投手陣の危機を救うべく獲得した新助っ人・ブライアン・コーリー投手(30)がこの日、ようやく来日。危機を救うべく…と言うより、ご機嫌斜めのナベツネの怒りを収めるべく、新助っ人調査の為に渡米した香田二軍投手コーチらが特に収穫がなかったにも拘わらず手ぶらで帰国して、またナベツネにイチャモンつけられてはたまらないとばかりにとりあえず、獲得した…と言うのが実情とも言われているが、真相はともあれ、巨人の新助っ人とあって、成田空港には大勢の報道陣が殺到。メジャーでは僅か4試合の経験しかないコーリーは、今まで体験した事のない大袈裟な出迎えに「野茂(ドジャース)みたいに人気選手になった気分だ」と、大喜び。3Aではセットアッパー,クローザーとして、それなりの実績がある事から「チームの勝利に貢献したい。毎日投げる事に誇りを持っている。抑えをやれる自信がある」と自信を覗かせた。背番号は「97」に決定。早速、20日から二軍に合流し、イースタン・リーグで数度の調整登板を行う予定となっている。復活の兆しを見せている河原や岡島に対して、ナベツネが執拗な精神攻撃を浴びせている事からコーリーの出来次第では、ますます険悪なチーム状態に陥る危険性もあり、首脳陣は戦々恐々だ

 鈴木コーチの葬儀に球界関係者多数参列! 梨田監督、霊前でV奪回を誓う!
17日に急性気管支肺炎により、40歳の若さで急死した近鉄・鈴木貴久二軍打撃コーチの葬儀・告別式が大阪市平野区の葬儀場で行われた。式場には通算1000本安打の記念パネル写真や現役時代のバット,スパイク等が置かれ、福岡遠征に出ていた梨田監督がチームを離れて訪れたのを初め、 球団,球界関係者が多数参列。現役時代、共にプレーした事もあるローズ(巨人)や野茂(ドジャース)からも供花が送られた。亡くなった日に必死の思いで逆転勝利を収めた際のウイニングボールを霊前に供えた梨田監督は「向こう(天国)でしっかりキャッチボールしたり、打撃をして貰いたい。我々も力を合わせ、いい報告をしたい」と涙ながらにV奪回を誓った。


福岡ドーム:ダイエー7勝4敗
Bu 000000401  5
H  00003120×  6
勝:山田1勝0敗
負:小池0勝2敗
S:三瀬1勝1敗9S
本:井口7、J.マッケンジー14
 
4点差追い付くも、無念の黒星! 鈴木コーチへ手向けの勝利飾れず!
鈴木コーチの霊前でV奪回を誓った梨田監督率いる近鉄は、勢いに乗る為にも何としてもこの3連戦の勝ち越しを…と悲壮な覚悟で試合に臨んだ。先発・加藤は4回まで無失点と気迫の投球を続けていたが、5回、井口に先制7号3ランを浴びると、続く6回にはJ.マッケンジーに14号ソロを叩き込まれて、4点ビハインドの苦しい展開。しかし、7回、4安打を集中して、一気に4点を奪い、ダイエー先発・星野をKO。これで流れを引き寄せたかに思われたが、その裏、2番手・小池がバルデスに2点タイムリーを浴びて、勝ち越し点を献上。粘る近鉄は土壇場9回、ダイエー抑えの三瀬を攻め立て、水口のタイムリーで1点差。なおも無死一、二塁と絶好のチャンスが続いていたが、代打・山下,中村,礒部と打ち取られ、あと1点が届かなかった。