球界トピックス

5月7日


広島:広島4勝3敗
G  001031020  7
C  000010000  1
勝:カリメロ3勝0敗
負:デイビー2勝3敗
本:緒方3、ローズ14、マッスル千代の富士5
 カリメロ、8回1失点の好投! 打っても2点二塁打の活躍!
拙攻拙守拙走の三拍子揃ったダメ野球を続け、下位に低迷する巨人。この日も広島先発・デイビーに対して、初回に一死一、二塁,2回に一死一塁のチャンスを逃すなど、相変わらずの拙攻三昧。3回にも先頭のガッツな貴公子・仁志がセンター前へ弾き返すと、続く清水もレフト前へ。しかし、川相不在では強引に先の塁を奪うしかないと焦った仁志が三塁を狙って暴走し、憤死。この後、ローズがセンター前ヒットを放つも、マッスル千代の富士はセンターフライに倒れて二死。またもやチャンス消滅か…と思いきや、5日の代打決勝弾によるアピールが奏功し、スタメンとなった破戒僧・清原が三遊間を破るタイムリーを放ち、1点を先制。なおも一、二塁のチャンスだったが、阿部はセカンドゴロに倒れて、二者残塁と川相不在が故のツメの甘さを露呈。巨人は続く4回にも二死満塁のチャンスを逸するなど、早くも8残塁と怒涛の残塁地獄を形成。巨人先発・カリメロは味方打線の不甲斐ない攻撃に心を痛め、ソーサ元木のヘッポコエラー等で足を引っ張られながらも、4回まで無失点の粘りの投球を展開。そんなカリメロを何とか援護したい巨人だったが、5回、二死一、二塁のチャンスに川中の打球はセカンドゴロで二者残塁…と思いきや、これをラロッカが大きく弾き(記録は何故かヒット)、ボールが転々とする間に二塁走者・マッスル千代の富士が2点目のホームイン。更に、タナボタの追加点などではとても楽観的になれないカリメロが川相不在では自分で決めるしかないとばかりに左中間を突破する執念のタイムリー二塁打を浴びせて、2点を追加。続くガッツな貴公子・仁志が歩いて、一、二塁と更にチャンスは拡大されたが、清水はセカンドゴロに倒れて、二者残塁とまたも川相不在が故のツメの甘さを露呈。川相不在を補うべく序盤から飛ばし過ぎていた上、走者として残っていた事で疲れの見えるカリメロはその裏、緒方に3号ソロを叩き込まれて、ついに1点を献上。直後の6回、巨人は二死走者なしから、破戒僧・清原,阿部,ソーサ元木と3連打を浴びせて、1点を追加。なおも一、三塁のチャンスだったが、川中はレフトへの凡フライに倒れて、二者残塁とまたまた川相不在が故のツメの甘さを露呈。7回まで5点を奪ったとは言え、拙攻ぶりは相変わらずの巨人だったが、未だに一発が出ず、連続試合本塁打もついにストップかと思われた矢先の8回、広島3番手・菊地原から先頭のローズが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドギリギリに飛び込む14号ソロを放ち、開幕29試合連続本塁打と言う一発依存野球を象徴する不名誉な新記録をまたもや更新。更に、続くマッスル千代の富士も川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ5号ソロをぶち込んで、ダメ押し。9回からマウンドに上がったシコースキーは川相不在の不安感に苛まれながらも、6点のリードに守られて、辛くも逃げ切りに成功。結果的に白星を拾い、僅か1つの貯金ながら首位タイに浮上したものの、一発なしで1点を取るのに四苦八苦して、13残塁を喫するなど、相変わらず、拙攻拙守拙走の三拍子が揃っており、とても楽観とはしていられない状況。今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。
 左:投打に渡る活躍で3勝目をマークしたカリメロ

倉敷:阪神4勝3敗
D  003001000  4
T  001001100  3
勝:山本昌2勝1敗 負:福原5勝1敗 S:岩瀬1勝1敗4S
本:キュラソ星人6

西武吹き抜けドーム:西武5勝2敗
F  000000000  0
L  00300000×  3
勝:大沼2勝1敗 負:ガンちゃん1勝3敗
本:小関1

福岡ドーム:ダイエー3勝2敗
BW 000310000  4
H  200010000  3
勝:ムーア5勝1敗 負:馬原2勝1敗 S:山口1勝0敗10S

千葉マリン:ロッテ5勝2敗
Bu 000300000  3
M  000000100  1
勝:黒騎士2勝0敗 負:清水直2勝3敗 S:福盛1勝0敗2S
本:中村8