球界トピックス

5月5日


横浜:横浜3勝3敗
G  1042000003 10
YB 0510000010  7
勝:岡島1勝2敗3S
負:加藤1勝2敗2S
S:河原1S
本:清水4、破戒僧・清原3
 怒涛の拙攻拙守拙走! 破戒僧・清原、起死回生の決勝3ラン!
空砲を連発してはむざむざ黒星を喫し、いつまで経っても貯金が溜まらない巨人。この日も横浜先発・ハマのチンピラ・三浦に対して、初回、一死から清水が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ先制4号ソロを叩き込み、開幕28試合連続本塁打と言う一発依存野球を象徴する不名誉な新記録をまたもや更新する不吉極まりない立ち上がり。続く2回には先頭のペタジーニが二塁打を放つも、続くソーサ元木のピッチャーゴロで大きく飛び出し、挟殺される大チョンボ。阿部,川中もあえなく倒れて、結局、無得点とまたも川相不在の弊害を露呈チグハグな攻撃を続ける味方打線に落胆の色を隠せない巨人先発・久保はその裏、先頭のT.ウッズを歩かせると、古木,金城,村田,相川と4連打を浴びて、一気に形勢逆転。一死後、石井タクローにセンター前タイムリーを浴びると、内川のショートゴロ併殺崩れの間に1点。更に、メカゴジラにもタイムリーを許して5点目を喫した所で久保は失意のKO。4点を追う巨人は直後の3回、ガッツな貴公子・仁志のヒット、ローズの四球で二死一、二塁とすると、マッスル千代の富士がレフト前へタイムリーを放ち、まず1点。続くペタジーニが歩いて満塁となった所で、ソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振するも、センターフェンス手前で金城に抑えられ、二者残塁…と思いきや、これを金城が落球。ボールが転々とする間に満塁の走者が揃って生還するタナボタで一気に同点。なおも二死二塁の勝ち越しのチャンスに絶好調の阿部と言う場面だったが、川相不在では強引に先の塁を狙うしかないと焦ったソーサ元木は全く必要のない三盗を無闇に仕掛けて憤死する大チョンボをかまし、追加点ならず。相変わらずのツメの甘さに川相不在を痛感した巨人2番手・佐藤宏はその裏、古木,金城と連打を浴びると、一死一、三塁となった所で相川に犠飛を許し、再び勝ち越し点を献上。またも追う展開となった巨人だが、4回、突如、制球を乱したハマのチンピラから阿部が死球を食らうと、川中もストレートの四球を選び、無死一、二塁と拾い物のチャンス。ここで佐藤宏はヘッポコバントを連発し、追い込まれたものの、スリーバントを辛うじて決めると、二死後、清水が史上218人目の通算1000本安打となる2点タイムリーを放ち、逆転に成功。一気に畳みかけたい所だが、後が続かないのが巨人。5回には二死一、二塁,6回にも二死一、二塁のチャンスを立て続けに逃し、8回,9回も走者を出しながら、悉くあと一本が出ないツメの甘さを露呈。しかし、横浜も巨人同様の拙攻を繰り返し、試合は7−6の儘、土壇場9回に突入。4番手・シコースキーが二死からT.ウッズを歩かせた所で悪太郎・堀内監督は岡島にスイッチ。岡島は珍しくストライク先行の投球で古木に対して、簡単に2−0と追い込んだものの、そこからボールを4つ続けて、一、二塁のピンチ。しかし、ここで金城をどん詰まりのショートゴロに打ち取り、辛くもゲームセット…と思いきや、これを川中が一塁へ大悪送球ボールはカメラマン席へ飛び込んでしまい、二塁走者の代走・万永は労せずして生還。試合は延長に突入した。迎えた10回、巨人は先頭の阿部がセンター前へ弾き返すと、続く川中の送りバントをピッチャー・加藤が握り損ねて内野安打となり、無死一、二塁。この絶好のチャンスに井出はスリーバント失敗に終わる体たらく。これで士気を削がれたガッツな貴公子・仁志も空振り三振に倒れて、二死となったものの、代打で登場した破戒僧・清原が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号3ランをぶち込んで、一気に3点を勝ち越し。その裏、かつての守護神・河原が図らずも抑え役としてマウンドに登場。走者を一人出したものの、3点リードと言う楽な場面に守られて、後続を断ち、今季初セーブをマーク。辛くも勝利を拾い、5割復帰となった巨人だが、拙攻拙守拙走と三拍子揃った無様な試合展開は相変わらずで先発・久保も2回KOと課題は山積み今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

神宮:ヤクルト4勝0敗
D  000110001  3
S  10300000×  4
勝:マウンス1勝3敗 負:バルガス0勝2敗 S:石井0勝1敗5S
本:オチョア5、ボンジュール大西2

広島:広島4勝1敗
T  201000140   8
C  212300002× 10
勝:天野2勝1敗 負:安藤0勝2敗1S
本:シーツ5、ラロッカ9、求道者・前田6、ゼブラ今岡10、緒方2

福岡ドーム:ダイエー5勝3敗1分
F  100010000  2
H  02000002×  4
勝:星野2勝0敗 負:押本2勝2敗 S:三瀬0勝1敗6S
本:ガッツ4、バルデス6、高橋1

GS神戸:オリックス8勝0敗
M  000011010  3
BW 50000001×  6
勝:川越2勝0敗 負:ミンチー姉さん2勝1敗 S:山口1勝0敗9S
本:ベニー松山7

西武吹き抜けドーム:西武4勝5敗
Bu 063000003 12
L  000204100  7
勝:加藤1勝2敗 負:霊感投手・松坂2勝4敗 S:福盛1勝0敗1S
本:ベンちゃん10,11、フェルナンデス10