球界トピックス

4月22日


東京ドーム:巨人1勝2敗
YB 0000100202  5
G  1101000000  3
勝:ギャラード1勝1敗
負:岡島0勝1敗2S
S:ササキ様5S
本:清水3、ペタジーニ4、多村5、金城3
 怒涛の拙攻三昧で再び最下位転落! 投打に奮闘の桑田を見殺し!
一発に頼る以外に活路を見出せない打線に業を煮やした破戒僧・清原の決死の押し出し死球でダメを押し、辛くも連敗を脱出した巨人。しかし、その破戒僧・清原は腫れと痛みが引かず、検査を受けた所、右手首尺側打撲で全治5日の診断を言い渡される始末。そんな中、先発マウンドを託されたのは、川相不在を唯一、フォロー出来る男として期待される元造反五人衆最後の一角・桑田川相不在のヘッポコバックを背負い、投球の幅を大きく狭められた桑田だったが、持ち前の精密機械のごとき制球力が冴え、初回、三者凡退に斬って取る好投を展開。一方、横浜の先発は横浜近辺の情報収集に余念がないYokohama Walker。「俺に投げられない変化球はないぜ!」などとほたえながら、東京ドームの気流やカクテル光線を有効に生かせるスノーミラージュボールも、レインボースパークボールも勿体ぶって温存している様子のYokohama Walker に対して、先頭のガッツな貴公子・仁志が四球を選ぶも、川相不在とあっては強引に先の塁を狙うしかないとばかりに焦って、二盗を仕掛け、憤死する体たらく。しかし、ここで川相不在では一発に賭けるしかないと言う思いを強くした清水がライトスタンドへ先制3号ソロを叩き込み、プロ野球タイの開幕17試合連続本塁打と言う一発依存野球を象徴する不名誉な記録を達成。続く2回には、ペタジーニが歩いた後、ヒットマン後藤,阿部の連打で無死満塁のチャンス。ここで前日同様、投手を8番に入れると言う小細工采配により、打席が回ってきた桑田が川相不在で繋がりに欠けるとあっては、自分で決めるしかないとばかりにセンター前へ執念のタイムリーを放ち、2点目を追加。なおも無死満塁のチャンスだったが、川中はセカンドライナーゲッツーに倒れる最悪の展開。続くガッツな貴公子・仁志もショートゴロに倒れて、結局、1点止まりと川相不在の弊害を大露呈。4回にはペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ4号ソロをぶち込んで、3点目を追加。優位に試合を進めている様で川相不在が故のほころびが徐々に表れるのが今年の巨人。5回に石井タクローの犠飛で1点を返されると、その裏の二死一、二塁,6回の一死一、二塁,7回の二死満塁と、突き放せるチャンスを悉く逃す大拙攻を展開。そして、8回、悪太郎・堀内監督は何を血迷ったか、完投ペースの桑田からに久保にスイッチするも、勿論、これは裏目に出る久保は川相不在で僅差の展開と言う極限状態に耐えられず、多村にライトスタンドへの5号2ランを叩き込まれて、桑田の白星を粉砕する有様。その裏、巨人は先頭の阿部がヒットで出るも、代打・井出が三塁前へ打球を殺せないヘッポコバントをかまして、ゲッツーを食らう最悪の展開。土壇場9回にも二死満塁のチャンスを潰し、川相不在の弊害を露呈しまくり、延長に突入した。迎えた10回、4番手・岡島が金城に左中間スタンドへ3号2ランを運ばれて、ついに勝ち越し点を献上。こうなれば、その裏からは当然、ササキ様が登場。ササキ様が最も嫌がっていた名手・川相と言う切り札をむざむざ手放してしまった巨人が相手になる筈もなく、簡単にひねられて、ゲームセット。この日も相変わらずの一発依存野球で、唯一のタイムリーが投手の桑田。13残塁を築く怒涛の拙攻三昧と川相不在の弊害を遺憾なく発揮し、敗れるべくして敗れた巨人は一夜にして、再び最下位に逆戻り。やはり、前夜のビッグイニングは単なる奇跡に過ぎなかったらしく、今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

ナゴヤドーム:中日2勝4敗
T  000002000  2
D  010000000  1
勝:織田裕二1勝2敗 負:平井0勝2敗 S:リガン2S

神宮:ヤクルト3勝3敗
C  012020100  6
S  01011103×  7
勝:五十嵐亮2勝0敗2S 負:黒田2勝2敗 
本:中井美穂の旦那2、求道者・前田3