球界トピックス

4月20日


東京ドーム:巨人0勝1敗
YB 001000103  5
G  000011010  3
勝:ゲーリー川村1勝0敗
負:上原1勝2敗
S:ササキ様4S
本:阿部9、黒田1、古木1
 怒涛の拙攻三昧で最下位転落! 上原、169球の熱投も報われず!
川相不在の弊害を攻守に渡って露呈し続け、連敗街道をまっしぐらの巨人。この日も横浜先発・吉見に対して、初回、一死から清水がヒットを放つも、小久保,マッスル千代の富士と倒れて無得点に終わるなど、相変わらずの拙攻ぶり。続く2回にはペタジーニ,ローズの連打で無死一、二塁としながら、今季2度目のスタメンとなった黒田がピッチャー前に打球を殺せないヘッポコバントをかまし、ペタジーニは三塁で封殺。続く阿部がライト前ヒットで繋いだものの、上原はセカンドゴロゲッツーに倒れる最悪の展開で結局、無得点とまたも川相不在の弊害を露呈。自らチャンスを潰してしまい、落胆の色を隠せない巨人先発・上原に対して、横浜は3回、ヒットの石井タクローを三塁に置いて、T.ウッズが三塁へのタイムリー内野安打を放ち、1点を先制。例によって、一発が出ないと如何ともしがたい巨人は5回、阿部が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに右中間スタンドへ9号ソロをぶち込み、同点。これで巨人は開幕から15試合連続アーチのセ・リーグ新記録を達成するも、川相不在が故の重度の一発依存症を立証したに過ぎない不名誉な記録である事は言うまでもない。続く6回には、年に1本打つかどうかの黒田が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ1号ソロを放ち、勝ち越しに成功。しかし、その場限りの一発攻勢では士気など高まる筈もなく、疲労が増すばかりの上原は直後の7回、古木に今季初アーチを許し、あっと言う間に試合は振り出しに。2−2で迎えた8回裏、巨人は横浜2番手・ゲーリー川村を攻め、二死満塁のチャンスを掴んだ所で打席には絶好調の阿部。ワンヒットで十分な場面にも拘わらず、川相不在の影響から一発しか頭にない阿部だったが、結果は押し出し死球を食らって、タナボタの勝ち越し点をゲット。なおも満塁のチャンスだったが、上原は三振に終わり、三者残塁とまたまたまたまたまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。土壇場9回、川相不在の不安感に苛まれながら、投げ続けてきた事でとっくに限界を通り越しているにも拘わらず、リリーフ陣がアテにならないとあって続投を余儀なくされた上原に対して、横浜は二死から相川がセンター前に弾き返すと、代打・マイケルが四球を選び、一、二塁のチャンス。ここで石井タクローのどん詰まりのフライが三塁後方にポトリと落ちる幸運なタイムリー二塁打となり、相川が同点のホームイン。更に、内川が左中間真っ二つのタイムリー二塁打を浴びせ、2点を勝ち越し。その裏、横浜は満を持して守護神・ササキ様を投入。これに対して、巨人は先頭のガッツな貴公子・仁志がヒットで出ると、井出が歩いて、無死一、二塁と絶好のチャンス。ここで川中がキャッチャー前へのヘッポコバントをかまして、仁志は三塁で封殺。それでも、まだ一、二塁のチャンスだったが、マッスル千代の富士,ペタジーニと倒れて、二者残塁と最後の最後まで川相不在の弊害を露呈して、ゲームセット。ヘッポコバントを連発し、13安打を放ちながらタイムリーの1本すら出ずに残塁地獄を形成する怒涛の拙攻三昧と川相不在の弊害を遺憾なく発揮し、敗れるべくして敗れた巨人は球団史上初の5試合連続逆転負けで5年振りの単独最下位に転落今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。

神宮:ヤクルト2勝2敗
C  000200000  2
S  00010003×  4
勝:石堂3勝0敗
負:佐々岡1勝1敗
S:石井0勝1敗3S
本:野村2
 
佐々岡、まさかの7連打KO! 破竹の連勝、ついにストップ!
川相不在の弱体巨人を叩きのめし、6連勝と波に乗る広島。この日の先発・高橋は3回まで5安打を浴びながら、要所を締める粘りの投球を展開。打線の方はヤクルト先発・石堂の前に3回まで1安打に抑え込まれていたが、4回、二死から新井が死球を食らうと、続く野村がライトスタンドへ2号2ランを叩き込み、2点を先制。2点を追うヤクルトはその裏、佐藤真のタイムリーで1点差。その後も、6回まで毎回の11安打,7回まで毎回の走者を出しながら、あと一本が出ない。しかし、8回、広島が高橋から佐々岡にスイッチする必勝パターンに打って出た事で流れが変わる。中井美穂の旦那・古田,稲葉の連打で二、三塁とすると、城石がセンター前へ同点タイムリー。なおも一、三塁のチャンスに城石は二盗をかまして憤死するも、代打・度会がレフト前へ勝ち越しタイムリー。度会は二塁を欲張って憤死し、二死となるも、佐藤真,三木の連続内野安打の後、岩村のタイムリーと7連打でこの回3点。9回は石井が一死一、二塁のピンチを背負いながらも、何とか凌いで逃げ切りに成功。先発・石堂は無傷の3勝目をマーク。敗れた広島の連勝は6でストップした。

ナゴヤドーム:中日1勝3敗
T  000405000  9
D  002022000  6
勝:久保田1勝0敗 負:グスマン0勝1敗 S:リガン1S
本:アリアス8、福留4、谷繁2

西武吹き抜けドーム:西武4勝1敗
F  100002000  3
L  40011011×  8
勝:帆足3勝1敗 負:ミラバル1勝2敗
本:貝塚1、フェルナンデス8

GS神戸:オリックス1勝2敗
H  010010200  4
BW 000000100  1
勝:グーリン3勝0敗 負:具0勝3敗 S:三瀬3S
本:J.マッケンジー7,8、ズレータ4

千葉マリン:ロッテ4勝1敗
Bu 0000210000  3
M  0100020001× 4
勝:小林雅2勝1敗5S 負:カラスコ1勝4敗2S 
本:川口1