球界トピックス

4月18日


東京ドーム:日本ハム4勝2敗
M  041010052 13
F  001100000  2
勝:渡辺俊3勝1敗
負:ループ0勝2敗
本:フクーラ2、実松1、木元1、初芝1、橋本1
 
今季最多の19安打でついに連敗脱出! 渡辺俊、完投で3勝目!
泥沼の連敗ロードがとうとう2桁の10にまで伸び、最下位を驀進するロッテがついに長いトンネルを抜け出した。2回、フクーラの2号2ランで先制すると、更に、渡辺正,堀のタイムリーで4点を奪って、日本ハム先発・ループを早々とKO。両軍2点ずつ取り合って迎えた8回には橋本の今季初アーチなど、6安打を集中。大量5点をあげて、試合を決定付けた。9回にもダメ押しの2点を追加するなど、今季最多の19安打をマーク。投げては先発・渡辺俊が2本のアーチによる2点だけに抑える好投で最後まで投げきった。投打が噛み合う会心の試合運びで、連敗地獄の鬱憤を一気に晴らしたロッテは4月5日以来、実に13日ぶりの白星を掴んだ。

広島:広島3勝0敗
G  100000002  3
C  20004310× 10
勝:河内2勝0敗
負:林1勝1敗
本:嶋7、新井1、シーツ3、ローズ7
 お株を奪う一発攻勢! 広島、6連勝でリーグ10勝一番乗り!
川相不在が故の拙攻三昧でついに借金生活に突入した巨人。この日は広島先発・河内に対して、初回、ガッツな貴公子・仁志を二塁に置いて、江藤が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、レフト線へのタイムリー二塁打となり、1点を先制。なおも一死二塁と追加点のチャンスで、打席には不振の為、6番に下げられたマッスル千代の富士に代わり、4番に座ったペタジーニだったが、川相不在とあって一発を狙う事しか頭にない大振りで空振り三振。続くローズも同様の大振りで連続三振を喫して、結局、1点止まり。いきなり川相不在の弊害をまざまざと見せつけられ、落胆の色を隠せない巨人先発・林に対して、広島はその裏、先頭の緒方が四球を選ぶと、続く嶋がバックスクリーンへ7号2ランを叩き込み、あっと言う間に逆転に成功。1点を追う巨人だが、例によって、一発が出ないと如何ともしがたく、スコアボードには「0」を重ねていくばかり。不甲斐ない味方打線に憤慨しながらも、ペース配分無視の全力投球モードで踏ん張ってきた林だが、飛ばし過ぎた影響で疲労困憊となった5回、一死満塁のピンチを迎えると、新井に左中間スタンドへ今季初アーチとなるグランドスラムを叩き込まれて、点差は5点。更に、6回には2番手・佐藤宏がシーツに3号3ランを浴びると、7回にも石原のタイムリー二塁打で1点を失い、ついに10点目を献上。一発攻勢のお株を奪われた巨人は9回にローズの7号2ランで2点を返したものの、時既に遅し。川相不在の弊害を随所に発揮し、敗れるべくして敗れた巨人は4連敗本塁打はリーグ1位でも打率は最下位,そして、被弾数もリーグ1位と川相不在の傷跡の深さは底知れない状況に、今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声がますます強くなったのは言うまでもないだろう。一方、勝った広島は阪神に続いて巨人も3タテで6連勝。リーグ10勝一番乗りで首位を驀進している。

下関:横浜0勝1敗1分
D  310010010  6
YB 100000102  4
勝:人斬り抜刀斎3勝0敗 負:マレン1勝2敗
本:多村3、村田3

神宮:ヤクルト1勝2敗
T  000320001  6
S  400020001× 7
勝:五十嵐亮1勝0敗2S 負:ウィリアムス0勝1敗1S
本:藤本1、片岡1、悠久の若虎1、金村弟3、ゼブラ今岡7

西武吹き抜けドーム:西武2勝4敗
H  100000014  6
L  100200000  3
勝:新垣1勝2敗 負:森0勝1敗
本:松中7

大阪ドーム:近鉄3勝2敗
BW 000000000  0
Bu 00110004×  6
勝:岩隈4勝0敗 負:本柳1勝2敗