球界トピックス

4月8日


ナゴヤドーム:中日1勝1敗
G  003000301  7
D  000000031  4
勝:上原1勝0敗
負:山本昌0勝1敗
本:小久保3、ペタジーニ2
 ガッツな貴公子、怒涛の適時エラー連発! 岡島、怒りの3三振!
1勝1敗のタイで迎えた名手・川相を巡る因縁の対決。しかし、落合監督は巨人に贈る塩は幾ら贈っても贈り過ぎる事はないのか、またも名手・川相を起用せず。あまりにもナメられまくった事で怒り心頭の巨人は3回、二死からガッツな貴公子・仁志,清水の連打の後、小久保が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトスタンドへ3号3ランを叩き込み、3点を先制。7回には一死一、二塁からマッスル千代の富士が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりに激振。打球はスタンドにこそ届かなかったものの、左中間フェンスを直撃するタイムリー二塁打となり、2点を追加。更に、二死後、ローズが詰まりながらも、ライト前にポトリと落とすタイムリーを放ち、6点目。接戦でこそ真価を発揮する名手・川相を引っ張り出せない状況に持ち込み、この日は楽勝と思われれた巨人だが、何せ川相不在。7回まで無失点投球を続けながらも、川相がいない以上、気の休まる所を知らない巨人先発・上原は8回、一死から3連打を浴びて、満塁のピンチ。ここで立浪をセカンドゴロに打ち取り、ゲッツーでピンチ脱出…と思いきや、川相不在でリズムを崩したガッツな貴公子・仁志が二塁へ大悪送球。ボールが転々とする間に、一塁走者の荒木まで長躯ホームインする走者一掃のタイムリーエラーでこの回、一気に3点。それでも巨人は土壇場9回、ペタジーニが川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにライトスタンドへ2号ソロを叩き込み、今度こそダメを押したと思われた。しかし、その裏からマウンドに上がった2番手・岡島が川相不在の不安感からピンキー井上,谷繁と連打を浴びて、無死一、三塁のピンチ。ここでいよいよ名手・川相が登場か…と思われたが、落合監督が打席に送ったのはボンジュール大西あくまで川相を使わないナメきった采配にここまでアップアップだった岡島もぶち切れたか、ボンジュール大西を空振り三振に斬ってとり、まず一死。そして、続く井端をセカンドゴロゲッツーに打ち取り、ゲームセット…と思いきや、川相不在でリズムを崩したガッツな貴公子・仁志がこれをファンブルと、またもやタイムリーエラーを犯し、ピンキー井上が返って、4点目。一発が出れば、同点と言う絶体絶命の状況だったが、ぶち切れモードの岡島は川相不在のヘッポコバックがアテにならないとあっては自分で決めるしかないとばかりに荒木,立浪を連続三振に仕留めて、逃げ切りに成功。ここで2つくらい勝たせてやらないと、いつ勝てるか分からないと哀れんだのか、川相不在の巨人に川相を使って勝つのは当たり前と言う無駄なプライドが邪魔をしたのか、実は茂雄から圧力をかけられたのか、落合監督の真意は闇に包まれているが、何はともあれ、名手・川相が3戦フル欠場と言う巨大ハンデを貰って、辛くも勝ち越した巨人。しかし、リリーフ陣は相変わらずピリッとせず、ガッツな貴公子・仁志が怒涛の4失点と言う大活躍を見せるなど、悪太郎・堀内監督の掲げるディフェンス野球とは程遠い内容で不安を残すばかり今からでも遅くないので、中日から川相を呼び戻せと言う声が内外から噴出しているのは言うまでもない。

横浜:横浜3勝0敗
T  000000000  0
YB 00000040×  4
勝:ハマのチンピラ1勝1敗 負:織田裕二0勝1敗 S:ササキ様2S

広島:広島2勝1敗
S  200100000  3
C  01000220×  5
勝:沢崎1勝1敗 負:山部0勝1敗 S:永川2S
本:岩村3、求道者・前田1、石原1


 横浜、阪神相手に3タテ! 2戦連続完封で4年ぶり首位浮上!
織田裕二,ハマのチンピラ・三浦の両先発が一歩も譲らぬ好投で6回まで0−0の投手戦を展開。しかし、7回、横浜は相川の2点タイムリー等、5安打を集中して、一気に4点を先制し、均衡を破った。山下監督は完封ペースのハマのチンピラをあえて7回で下ろし、ギャラードを投入。9回は3番手・加藤が一死一、二塁のピンチを迎えた所で守護神・ササキ様を起用し、2試合連続の完封を達成。天敵・阪神をいきなり3タテし、中日と並んで4年ぶりの首位タイに浮上した。阪神は「開幕30試合はスタメン起用」と言う密約説が囁かれていたルーキー鳥谷を外してまで、目先を変えてきたが、またも打線が沈黙。開幕3連勝出来たのは所詮、川相不在の弱小巨人が相手だったからに過ぎなかったのか!?  

 遺恨対決迫る! 両監督、いずれも徹底無視の方針!
伊原,バレンタイン両監督の因縁の対決がいよいよ迫ってきた。伊原監督は「日本語で言えない様な汚い英語(Fuck!)で挑発してきたんだ。アイツは仕方ない奴だ」と未だにバレンタイン監督への怒りに打ち震えている事を示しながらも、「バレンタインと勝負する訳じゃない。三塁コーチスボックスから(ロッテベンチが)近くなるけど、もう相手にしない」と、挑発をかまされても無視する方針。対するバレンタイン監督も「伊原? 誰だっけ?」ととぼけるなど、やはり、悪印象は拭えていない様子だったが、「彼と試合する訳ではない。ゲームをやるのは選手だから、気にしない」と、伊原監督とほぼ同様のコメントで徹底無視を決め込んだ。注目の遺恨対決は果たして、表面化しない冷戦に留まるのか!?