球界トピックス

4月2日
第76回選抜高校野球大会:東北6−7済美 明徳義塾11−6東海大山形


ナゴヤドーム:中日1勝0敗
C  050000001  6
D  02001230×  8
勝:岡本1勝0敗
負:黒田0勝1敗
S:岩瀬1S
 川相効果覿面で会心の大逆転勝利! 川崎、移籍4年目の初登板も2回KO!
名手・川相が加入した事により、一躍、優勝候補にのし上がった中日。注目の開幕投手は人斬り抜刀斎,野口の左右のエースのどちらか?と見られていたが、広島の開幕投手・黒田にぶつけるリスクを考えたのか、落合監督が指名したのは何と川崎。川崎は初回は3人で無難に抑えるまずますの立ち上がりで奇襲は成功したかに見えた。しかし、FA移籍以来4年目にして、ようやく迎えた初登板の場面が開幕戦と言うとてつもないプレッシャーは川相不在の状態では、とても耐えうるものではなかった。川相がいるにも拘わらず、使わないと言う理不尽な展開に茂雄暗黒政権以来、長年、巨人の投手陣が苛まれ続けたジレンマに取り憑かれてしまった川崎は続く2回に早くも精神的に限界を迎え、無死満塁の大ピンチを迎えると、野村,石原,黒田と3連続タイムリーを浴びて4点を献上。更に、再び満塁となった所で嶋の打球はセンター最深部への大飛球。オチョアがフェンスに激突しながら、ジャンピングキャッチするスーパープレイを見せ、犠飛で済んだものの、5点目を許した所で、川崎はあえなくKOとなった。黒田を相手に5点のビハインドはあまりにも重かったが、最後まで勝負を捨てない川相の熱い檄に意気上がる中日ナインはその裏、すかさず反撃を開始。福留,オチョアの連打の後、リナレス議員の犠飛、谷繁のタイムリーでまず2点。5回には井端がタイムリーを放つと、続く6回には二死一塁の場面で、リナレス議員がカウント0−3から積極果敢に打って出ると、これがライト線ギリギリを襲うタイムリー二塁打となって、1点差。続くピンキー井上は完全に泳がされ、セカンドへの凡ゴロに倒れるも、諦めずに猛然と全力疾走。すると、ラロッカが一歩下がって捕球した事により、間一髪セーフのタイムリー内野安打となって、ついに同点。続く7回には一死から井端が歩くと、続く荒木が一塁線を破るバスターエンドランを見事に決めて、一、三塁のチャンス。ここで立浪がライトへ痛烈なライナーとなる犠飛を放ち、井端が勝ち越しのホームイン。なおも畳みかける中日は福留が左中間突破のタイムリー三塁打を放ち、黒田をKO。更に、2番手・林からオチョアが三遊間突破のタイムリーを浴びせて、この回、3点。迎えた土壇場9回、中日は左足中指骨折から開幕一軍が危惧されながらも、ギリギリで間に合った新守護神・岩瀬を満を持して投入。しかし、骨折による調整不足からいつものキレがない岩瀬はいきなり無死一、二塁と一発で同点のピンチを背負う苦しい展開。何とか二死までこぎつけた所でラロッカにはタイムリーを浴びるも、最後はシーツをファーストゴロに打ち取って、辛くも逃げ切りに成功。名手・川相はフル欠場となったものの、中継ぎ陣が粘りの継投で追加点を与えず、打線も繋ぎの野球で5点差を跳ね返すなど、出場した選手全員(川崎は除く)が最後まで試合を諦めずに全力プレーに取り組む川相スピリットを発揮する見事な逆転勝利で、落合新監督は最高のスタートをきった。

東京ドーム:巨人0勝1敗
T  100100060  8
G  020010000  3
勝:井川1勝0敗
負:チョコ0勝1敗
本:ソーサ元木1、アリアス1、ガッツな貴公子1
 中継ぎ陣崩壊&打線沈黙! 川相不在効果大炸裂で、開幕早々大惨敗! 
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、グラウンドにはおろか、ベンチにすら名手・川相がいないと言う悪夢の様な展開で迎えた今季の開幕戦。昨年のチャンピオンチーム・阪神を相手に川相不在の頼りない内野陣を背負わされると言う絶望的状況に案の定、不安の色を隠せない上原は初回、いきなり一死満塁のピンチを迎えると、悠久の若虎・桧山に簡単に犠飛を許して、あっと言う間に先制点を献上。その裏、巨人は先頭のガッツな貴公子・仁志が四球を選ぶも、エンドランの際に清水が空振りし、あえなく憤死。この後、清水がヒットを放つと言う相変わらずのチグハグな攻撃で無得点と開幕早々、川相不在の弊害を露呈。しかし、続く2回、先頭の破戒僧・清原が歩くと、一死後、故障のニックンに代わり、スタメンとなったソーサ元木が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにバックスクリーンへ1号2ランを叩き込み、逆転に成功。リードを貰っても不安な事に変わりない上原に対して、阪神は4回、アリアスがライトスタンドへ1号ソロをぶち込んで、あっさり同点。追い付かれた巨人は5回、ガッツな貴公子・仁志が川相不在では一発に賭けるしかないとばかりにレフトポール際へ1号ソロを放ち、再び勝ち越しに成功。しかし、川相不在のバックをアテに出来ず、狂った様にフォークを投げまくって三振を奪いに行く投球を続けていた事で疲労の色が隠せない上原に対し、阪神は7回、ゼブラ今岡,シャア少佐の連打で一死一、三塁のチャンス。ここで見逃し三振に倒れたキンケードは主審に暴言を吐いて、セ・リーグ第1号の退場処分。これで勢いが止まってしまったか、続くキュラソ星人はファールで執拗に粘りながらも、最後はセカンドゴロに倒れて、二者残塁。しかし、流れはまだまだ阪神。8回から巨人は上原に代わり、チョコにスイッチするも、やはり、川相不在で不安感一杯。これに対して、アリアス,鳥谷のヒットで一死一、二塁のチャンスを作ると、矢野がライトフェンス直撃の同点タイムリー二塁打を放ち、チョコをKO。なおも、二、三塁の場面で3番手の前略・三沢興一から代打・濱中が死球を食らって満塁となると、ゼブラ今岡がバットを折られながらも、センター前へポトリと落とすタイムリーとし、鳥谷が勝ち越しのホームイン。更に、川相不在で守備のリズムを崩したローズがこの打球を弾く大チョンボをかましているの見た二塁走者・矢野も一気に生還し、5点目。こうなるともうガタガタなのが、巨人投手陣。4番手・ノリダー柏田も川相不在の不安感からシャア少佐を歩かせて、満塁とすると、退場となったキンケードに代わり、途中出場の関本にはショート左を破られる2点タイムリー。二死後、悠久の若虎・桧山にもタイムリーを浴びて、この回、悪夢の6失点。この後、阪神は安藤−ウィリアムスと繋ぐ万全の継投で逃げ切り、開幕戦を会心の逆転勝ちで飾った。一方、投げては中継陣が崩壊、打っては僅か3安打で一発でしか点が取れないと言う、正に、川相不在の弊害をまざまざと見せつける昨年同様の無様な試合運びで黒星スタートとなった巨人茂雄の嫌がらせ政策に対するナインの反発は高まる一方で、開幕戦にして、早くもチーム崩壊の危機を迎えたと言っていいだろう。

神宮:ヤクルト1勝0敗
YB 000010000  1
S  00200100×  3
勝:ベバリン1勝0敗 負:ハマのチンピラ0勝1敗 S:五十嵐亮1S
本:ベバリン1、宮本1、岩村1

札幌ドーム:日本ハム1勝0敗
L  000000100  1
F  12001001×  5
勝:伊集院光の弟子・金村1勝1敗 負:霊感投手・松坂0勝2敗

千葉マリン:ロッテ1勝0敗
H  200100001  4
M  040000001× 5
勝:小林雅1勝0敗2S 負:河野0勝1敗1S
本:井口3、J.マッケンジー2

GS神戸:オリックス0勝1敗
Bu 311100031 10
BW 401010102  9
勝:岩隈2勝0敗 負:萩原0勝1敗 S:カラスコ0勝1敗2S
本:大西1,2、鷹野1、平野1、中村1、北川1、松田さん1


 ベバリン、助っ人開幕投手史上初の一発! 投げては8回1失点の好投!
初の開幕投手に任命されたベバリンが投打に渡る大活躍。0−0で迎えた3回、先頭打者として打席に入ったベバリンは横浜先発・ハマのチンピラに対して「K−1を見に行けなかったくらいで、ササキ様に恨み節を吐いてる暇があったら、サッサと公約果たしやがれ、このチンピラ風情が〜!」とばかりに右中間スタンドへ会心の先制アーチを叩き込んだ。助っ人開幕投手の本塁打は史上初と言う快挙だ。本職のピッチングの方も8回を5安打1失点と横浜打線を翻弄。宮本,岩村にも一発が飛び出したヤクルトが見事に開幕戦を飾った。

 ヒルマン監督、辞任発言にナインが燃えた! 札幌ドーム開幕戦で会心の白星!
移転した本拠地・札幌での開幕戦となった日本ハム。公式戦5勝負けなしと言う絶対的な相性の良さを誇る札幌ドームに意気揚々と乗り込んできた霊感投手・松坂に対して、開幕3連敗による引責辞任発言(4月バカだが)をかましたヒルマン監督の悲壮な決意に打たれた日本ハムは初回、ミスタースナイパー・坪井がライト繊二塁打で口火を切り、青波の長瀬の犠飛で1点を先制。続く2回には後藤武のエラー等につけ込み、2点を追加するなど、完全に主導権を握った。開幕戦ではKOされた伊集院光の弟子・金村もこの日は立ち上がりから快調なピッチングを展開し、7回途中までで1失点の好投。投打が噛み合い、札幌開幕戦を待望の白星で収めた。一方、水島の呪いに苛まれている霊感投手・松坂は2試合連続の完投負けで札幌ドーム初黒星。「やはり、山田のリードがないと脆いな」などと、水島新司がほくそ笑んでいる様を思い浮かべるに松坂の腸は煮えくり返っている事だろう。

 新助っ人・フェリシアーノ投手の獲得を発表!
この日、広島は新助っ人として、ドミニカ・カープアカデミー所属のファン・フェリシアーノ投手(23=182cm,87kg 右投右打)を獲得したと発表した。年俸550万円(推定)の1年契約で背番号は「98」。2月の二月春季キャンプにも参加していたフェリシアーノは速球とスライダーが武器。「契約するまでカープアカデミーで頑張ってきた。プロ野球選手として契約する事が夢だったので、今日、契約する事が出来てとても嬉しい」とコメントを残した。