球界トピックス

3月28日 オープン戦結果:D1−1YB C4−3S 阪神7−7デビルレイズ
第76回選抜高校野球大会:東海大山形3−2報徳学園 岡山城東2−9愛工大名電 秋田商3−0甲府工


日米親善試合:東京ドーム
ヤンキース  010320000  6
巨   人  001000000  1
ヤ:コントレラス−ヘレディア−クアントリル−ホワイト−ゴードン−リベラ
巨:春風亭半ケツ−ランデル−岡島−チョコ−シコースキー
本:今夜の松井さん、ポサダ、ジーター
 今夜の松井さん、特大凱旋アーチ! ヤ軍打線、茂雄の失言に怒りの猛打爆発!
「(名手・川相も今夜の松井さんもいないにも拘わらず)巨人打線は史上最強。ヤンキースより上ですよ、エヘヘヘ〜」などとぬかした茂雄の大失言で怒り心頭のヤンキースと巨人のオープン戦がついに実現。当初、始球式を行う予定の茂雄だったが、大失言でヤンキースナインに袋叩きにされるのを恐れたか、入院中である事を理由にカネやんに尻拭いを押しつけるのだった。さて、巨人先発・春風亭半ケツに対して、怒りの余り、大振りになっていたヤンキース打線は初回こそ3人で打ち取られたものの、続く2回、日本のファンへのサービスで「4番センター」を任された今夜の松井さんが右中間スタンド上段へ豪快な特大アーチをぶち込んで、1点を先制。3回裏、二死一、三塁の場面でヤンキース先発・コントレラスが一塁へ牽制悪送球を犯し、やらずもがなの同点ホームを献上するも、それも束の間。直後の4回、今夜の松井さんが火の出る様なライト前ヒットで口火を切ると、一死後、ジオンビーも痛打。ここでポサダがバックスクリーンへ3ランを叩き込み、一気に勝ち越し。その裏、巨人はローズ,ペタジーニが止めたバットに当たった凡ゴロで立て続けに内野安打を掠め取り、二死一、三塁と一発が出れば同点のチャンス。しかし、破戒僧・清原は三球三振に取られて、二者残塁とまたまたまた川相不在の弊害を露呈。直後の5回、ヤンキースは巨人2番手・ランデルからジーターが右中間スタンドへぶち込むと、更に、川相不在で守備のリズムを乱したローズが清水と打球を譲り合った挙げ句に落球するヘッポコエラーをかまし、6点目を追加。その裏、巨人はヤンキースの守備の乱れから一死一、二塁のチャンスを掴むも、清水,小久保と倒れて、二者残塁とまたまたまたまた川相不在の弊害を露呈。続く6回には先頭のマッスル千代の富士が内野安打を放つも、ローズがゲッツー。この後、ペタジーニ,破戒僧・清原の連打,阿部の四球で満塁とするも、代打・ソーサ元木はセカンドへの凡ゴロに倒れて、三者残塁とチグハグな攻撃でまたまたまたまたまた川相不在の弊害を大露呈。9回もヤンキース守護神・リベラに対して、守備の乱れに乗じて、満塁のチャンスを作るも、マッスル千代の富士が空振り三振に倒れて、三者残塁と最後の最後まで川相不在の弊害を大露呈する形でゲームセット。見事にMVPを獲得した今夜の松井さんだったが、名手・川相の必要性を訴える為に命を賭けて国外亡命したにも拘わらず、川相の積極的起用を図るどころか、更なる陰謀に巻き込んで暫定引退へ追い込んだ挙げ句、中日へ逃げられると言う大失態を犯し、金満大補強も相変わらず空転しまくって、案の定、ガタ落ちの戦力で敗れるべくして敗れた古巣の惨状に表情を曇らせるばかりだった。 

福岡ドーム:ダイエー1勝1敗
BW 001511210 11
H  040000500  9
勝:小倉1勝0敗 負:新垣0勝1敗 S:山口1S
本:村松1

西武吹き抜けドーム:西武1勝1敗
M  0200000000  2
L  0001001001× 3
勝:小野寺1勝0敗 負:長崎0勝1敗
本:ベンちゃん2

大阪ドーム:近鉄2勝0敗
F  020000003  5
Bu 000100104× 6
勝:吉川1勝0敗 負:建山0勝1敗
本:SHINJO1


 新垣、屈辱の7失点KO! 村松、古巣相手にプロ初の決勝グランドスラム!
連覇へ好発進を見せたダイエーがこの日も2回にいきなり4点を先制と打線爆発。しかし、2回までパーフェクトと快調なピッチングを見せていた先発・新垣が3回から豹変。大島のタイムリー二塁打でまず1点を返されると、続く4回にも1点を返され、なおも満塁のピンチ。ここで昨年まで同僚だった村松に14年目にして初めてというグランドスラムを叩き込まれて、この回、一挙5失点。オリックスはこの後も着々と加点。粘るダイエーは7回に一挙5点をあげ、一時は1点差まで詰め寄り、9回も一発が出れば、サヨナラと言うチャンスを作ったものの、あと一歩及ばなかった。

 伊東新監督、サヨナラで待望の初白星! 2年目・小野寺、プロ初勝利!
鉄腕・ミンチー姉さんを立てて、一気に2タテを目論んだロッテは2回、初芝のタイムリー二塁打,立川の犠飛で早くも2点を先制。しかし、「山田がいないから勝てない」などと、水島新司がほくそ笑む様を思い浮かべるに、何としても、連敗だけは避けたい西武は4回、ベンちゃんの2試合連続アーチで反撃を開始。7回には無死一、二塁として、ミンチー姉さんをKOすると、2番手・戸部の代わりばなを中島がタイムリーを浴びせて、ついに同点。試合は2−2の儘、延長に突入した。迎えた10回、西武は四球で歩いた中島が盗塁と牽制悪送球で三塁へ進むと、ここで高木浩が一塁へのタイムリー内野安打を放ち、サヨナラで伊東監督に初白星をプレゼント。4番手の小野寺はプロ初勝利をマークした。

 SHINJO、幻の決勝3ラン! 建山、まさかの大乱調で単独最下位!
2−2で迎えた9回、日本ハムは宇宙人・SHINJOがレフトスタンド上段へ日本復帰第1号となる3ランをぶち込んで、勝ち越しに成功。その裏、3点差で守護神・建山を投入となれば、日本ハムの勝利は間違いないと思われた。建山は先頭の礒部をショートゴロに打ち取り、まず一死…と思いきや、これを金子が痛恨のエラー。これでおかしくなった建山は阿部真,大村に痛打され、二死満塁とされると、バーンズにはライト線へ2点二塁打を浴びて、1点差。更に、続く中村には左中間へ弾き返され、大村に続いて、バーンズも生還。近鉄が3点差を跳ね返してのサヨナラ勝ちを収め、早くも単独首位。一方、日本ハムはまさかの逆転負けで単独最下位となった。