球界トピックス

3月19日


 YoKohama Walker、入団発表! ササキ様、いよいよ実戦登板へ!
この日、横浜は横浜スタジアムで新助っ人として、ブルージェイズから獲得したYoKohama Walker(34=186cm,89kg 右投右打)の入団発表を行った。背番号は「43」。何としても定位置・最下位を脱出したい今季、救世主となる筈だったササキ様の復帰が逆に投手陣に大きな波紋を起こす事となり、投壊が止められない状況。あまりにもギスギスしたナインの精神状態を重く見た球団側は地元・横浜の娯楽をナインにもっと知って貰い、精神的にリフレッシュする術を会得して欲しいとばかりに横浜を初めとする神奈川の情報に長けていると思われるYoKohama Walkerの獲得を図った模様だ。おまけに、一昨年にはメジャーでも10勝をあげるなど、先発ローテの一角としても期待がかけられているYoKohama Walkerは(隔週火曜日には横浜近辺の最新情報を提供し)優勝に貢献したい」とコメント。入団発表後、その儘、チーム練習に合流し、早速、ブルペンで約50球の投げ込み。「体調はいい。オープン戦で実戦の勘を取り戻したい」と語るYoKohama Walkerは23日の広島戦に登板する事が内定した。一方、4年間の亡命生活により、横浜情報にすっかり疎くなってしまったササキ様はYoKohama Walkerの加入により、ヒートアップ。相次ぐ故障により、未だに実戦登板を行っていないが、この日はブルペンで約40球を投げ込むなど、「何とか投げられる状態」まで持っていった事で20日の西武戦で1イニング投げる事が決定。「楽しみと言うより、どの程度投げられるか。急ぎだが、何だかんだ言ってられない。足りない部分を試合で調整したい」と不安も隠せない様だが、横浜の命運を担う男だけに大きな期待が寄せられている。

 予想以上の重症! マーチン、左膝半月板損傷で長期離脱!
偽エリクソンの穴を埋める存在として期待される新助っ人・マーチンだが、左膝痛が予想以上の重症だった事が明らかになった。キャンプ中から左膝に痛みを訴えていたマーチンは先月20日のMRI検査では左膝裏痛と診断されていた。しかし、15日に都内で受けた再検査の内容をアメリカの主治医に送付した所、半月板を損傷しており、手術の必要がある事が発覚。これを受け、21日にも帰国し、ロサンゼルスで手術を受ける事が決定したマーチンは「張りと腫れはあるけどプレー出来るので、(手術の必要がある事には)残念だ。痛みはそんなにないだけに、やりきれない気持ちだ」と、がっくり。リハビリには2ヶ月はかかる見込みで前半戦の大半を棒に振る事になりそうだ。ここまでオープン戦通算.333 3本と好調をキープしていたクリーンアップ候補の長期離脱に若松監督も「今いるメンバーでやるしかない」と落胆の色を隠せなかった。

 馬原、開幕ローテ入り内定! 教育リーグで7回1失点の好投!  
この日、ルーキー・馬原が教育リーグで広島戦に先発登板。7回を4安打1失点に抑える好投を展開した。和田が水島の呪いの影響で開幕一軍が絶望的となり、20勝エース・斎藤も投げればメッタ打ちと昨年の優勝を支えた投手王国が整備されない中、馬原はオープン戦でも2度の登板で防御率は1.00と安定感を見せている。不在のストッパー候補としても挙げられていたが、王さんは「終わってみれば、一番安定しているのは馬原と新垣。今、一番調子いいんじゃないか。他に人がいないよ」と語っており、今回の好投で開幕ローテ入りはほぼ手中にしたと見て良さそうだ。例年、水島新司にシメられまくるダイエーのルーキーだが、今季は妄想新球団にご執心の様子で幸いにも馬原は見向きもされていない状態。この隙に一気にスターダムへ上り詰めたい所だ。