球界トピックス

3月16日 オープン戦結果:G2−5H,S4−2F,L2−4Bu,M1−2BW


 バレンタイン vs 伊原! 両監督の新遺恨対決勃発!
この日のロッテ−オリックス戦で新たな遺恨が勃発した。6回表、無死三塁の場面で小林宏から長崎にスイッチした際、もたついているロッテ陣営に対して、伊原監督が三塁コーチャーズボックスから「早うせぃ、ハリーアップ!」と呼びかけたのが事の始まり。これに過敏に反応し、ぶち切れたバレンタイン監督は7回のオリックスの攻撃中、早川が打席に立つのが遅れるのを見るや、ナインに「早くしろ!」とヤジらせ、自らも一塁ベンチから「Get out!」「Fuck!」などと、伊原監督に対して薄汚いヤジを連発。これを受けた伊原監督も同じく口汚い言葉で応酬する見苦しい戦いを繰り広げた。試合後、「てめぇで試合を早くしようと言っときながら、客に手を振ったりしている。ふざけんじゃない、オメーが早くしろ。日本なんだから、 日本語でしゃべれっつんだよ! 日本の野球をナメてる。年俸では負けるけど、野球じゃ負けない」と、まくしたてた伊原監督に対して、怒り心頭のバレンタイン監督は「マイナーリーグじゃあるまいし、コーチャーズボックスで目立ちたがりやがって! 注目を浴びたそうにしていたから、そうしたまでだ。ウチの投手がマウンドに立った時、彼があそこで洞察力を発揮した事なんてあったか?」今までの紳士ぶりが嘘の様にガラの悪い発言を連発していた。

 恐るべし、水島の呪い! カブレラ、右手骨折で長期離脱決定!
エセネオエセ松井(メッツ)に国外亡命され、五輪でもごっそり戦力を持っていかれる事が濃厚と開幕前から苦戦が予想されている西武に追い打ちをかける様な激震が走った。この日、近鉄とのオープン戦に出場したカブレラが第一打席でいきなり右手首付近に死球を食らって退場。すぐ所沢市内の病院でX線検査等を受けた結果、前腕にある2本の骨のうち小指側にある尺骨を骨折していた事が判明。「6週間のギプス固定と4週間のリハビリが必要」と診断された事で、勿論、開幕は絶望。戦列復帰は早くても6月以降となる見込みだ。吉岡がアキレス腱断裂で今季絶望となったばかりで、痛い程、西武陣営の気持ちが分かる梨田監督はぶつけた張本人・山村を連れて、西武ベンチを訪れ「開幕戦まで2週間を切った時に、どんな形であれ、ぶつけたのはこちらですから。カブレラに打たれるのがどうこうではなく、パ・リーグを盛り上げなければいけないのに、こうなってしまって申し訳ない」と、深々と謝罪。伊東監督は「試合中の事で、仕方ないですから」と答えるしかなかったが、重苦しい表情は隠せなかった。梨田監督はカブレラの長期離脱はパ・リーグ人気に影響する深刻な問題と受け止めている様だが、恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカベン パロ野球編」において、カブレラはこの世に存在すらさせて貰えない程、シメられまくっており、今回の事件は正に水島の呪いがモロに炸裂したと言っていいだろう