球界トピックス

3月15日 オープン戦結果:D6−6C


 茂雄、一次登録にエントリー! 名手・川相、代表入りの可能性は絶望的!
日夜、全神経を注ぎ込んで、名手・川相(中日)や今夜の松井さん(ヤンキース)をシメる策略を頭の中で張り巡らせ続けていた影響か、脳梗塞でぶっ倒れた茂雄だが、この日、都内で行われた日本代表ナイトメアチームのスタッフ会議にて、JOC(日本オリンピック委員会)への一次エントリーに予定通り監督として登録される方針とする事が明らかになった。茂雄不在時に、代理で指揮を執ると思われる中畑ヘッド兼打撃コーチは「(茂雄を監督登録するのは)当然です。最終(決勝)まで、その形でいく筈」と、茂雄の容体如何に拘わらず、最後まで監督として名を残す意向を示した。会議では、ナイトメアチーム代表選手の第一次メンバーの選抜方針として、最低でも約40人の候補選手らを絞り、22日のプロ野球実行委員会で承認、31日にJOCに提出される予定とする事を再確認。茂雄の息がかかる以上、名手・川相が第一次メンバーにすら名前が挙がらない事はほぼ確実で、日本の金メダル獲得の可能性は一気に遠のいたと言っていいだろう。

 岡田監督、絶好調・藤本を一蹴! 鳥谷の開幕スタメンを明言!
藤本と鳥谷の熾烈なレギュラー争いが注目されているが、この日、岡田監督は鳥谷を「7番ショート」で開幕スタメン起用する事を早くも明言した。ここまでオープン戦の成績は鳥谷の.235に対して、藤本は.565と大きく上回っているが、「パッと見て、やれると言う印象はあった。数字だけで判断するなら小学生でも出来る」などと言う「将来性」「雰囲気」「直感」「内容」などと言う極めて抽象的な理由に終始して、藤本を理不尽に退けた。仮に数字だけで決める事が子供じみた判断だとしても、結果を無視して出来レースを実行すると言う汚れた大人の判断のどこに正当性があると言うのか? 過去ではなく、現在の実績をまざまざと見せつけたにも拘わらず、無惨に一蹴され、ハナから競争させる気などなかった首脳陣のやり口を改めて痛感した藤本も怒りは隠せない。ゼブラ今岡をサードへ、藤本をセカンドへコンバートする説も挙がっているが、岡田監督は「よっぽどのアクシデントがない限りは…。そう簡単にはいかん」と、これまた一蹴。「近い将来はある」と、来季以降の可能性は示唆したものの、今年一年、理不尽に出場機会を奪われる事により、藤本の成長を妨げるどころか、衰退させてしまう危険性がある事など微塵も配慮していない様だ。