球界トピックス

3月10日 オープン戦結果:Bu6−5D,H5−8S,T2−2L


 ニックン、リハビリモード延長! 岩館、開幕スタメンの可能性も!
左ふくらはぎの肉離れでリハビリモードのニックンだが、回復が思わしくなく、復帰が遅れる事が明らかになった。13日の近鉄戦をメドに調整を続けていたが、8日の練習で再び患部に強い張りを訴え、スパイクも掃けない状態で、一軍合流は早くても20日過ぎとなる見込みだ。昨年、殆どのレギュラーが故障で二軍落ちする野戦病院状態となった中、ただ一人、全試合出場と茂雄の川相幽閉策に加担したが、元々、ケガに弱い選手として定評のあるニックン。例年、ケガをしまくっているくせに、よりにもよって、昨年の様な年に限って五体満足で、茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、名手・川相が中日へ移籍してしまった直後のキャンプでこの有様と言う嫌がらせの様な行動に病床の茂雄も、ほくそ笑んでいる事だろう。しかし、ニックンの調整遅れにより、川相スピリットを継承する将来性No.1ルーキー・岩館にチャンスが巡ってきたと言っていい。ソーサ元木はレイサム級の大チョンボをかまして、首脳陣の信頼を失っている状態で、岩館の開幕スタメンの可能性も僅かながら見えてきた。
 恐るべき水島の呪い! 和田、左手親指関節炎で開幕一軍赤信号!
恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカベン パロ野球編」で山田太郎に3連続被弾するなど、シメまくられながら、何とか1年目を乗り切った和田が、ついに水島の呪いに屈する時が来た。1週間程前から違和感を訴え、9日のヤクルト戦で悪化させてしまった左手親指のMRI検査をこの日、福岡市内の病院で受けた結果「左手親指付け根付近の関節炎」と診断され、1週間以上の投球禁止を言い渡されたのだ。当然、次回に予定されていた16日の巨人戦も登板回避が決定。丸尾チーフトレーナーは「一過性のもので、開幕には間に合うと思う」と軽症を強調するも、大幅な調整遅れは避けられず、開幕一軍も微妙な状態だ。予想以上の重症に王さんは「1週間程度は様子を見ないと分からないが、ある程度(患部を)固定しなけりゃいかんから、和田は開幕にはいないかも知れん。間に合わないかもしれないが、1年間をトータルで考えないといけない」と、無理をさせずに治療に専念させる方針を示した。