球界トピックス

3月8日 オープン戦結果:C6−3G,Bu1−14YB BW−L(GS神戸):グラウンド不良で中止


 払拭出来ぬ川相不在のトラウマ! 林、5失点KOで二軍落ちの危機!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、名手・川相(中日)を失い、投壊ぶりを露呈している巨人だが、この日の先発・林も大乱調。昨年から投げる試合投げる試合、川相不在のマウンドを余儀なくされ、白星を逃し続けてきた事がトラウマとなっている林川相不在の心許ない内野陣を背負わされた不安感から制球が定まらず、栗原に満塁弾を叩き込まれるなど、5回6失点KO。4回5失点に終わった西武との練習試合に続いてのメッタ打ちに林は「実力がないと言う事」と茫然自失。ローテーション投手として計算していた林の不甲斐ない投球に悪太郎・堀内監督は(川相不在のバックが頼りにならないからと)力で抑えようとしている。力ばかりでは球は走らない。教育リーグで放らせた方がいいかも…」と、二軍落ちの可能性も示唆。また、この日は2番手の木村も川相不在の不安感から松本奉に頭部死球を食らわせ、オープン戦だと言うのに危険球退場となる大失態。カリメロ,桑田のベテラン勢も調子が上がらず、肉離れの上原は依然としてリハビリモード。守護神復活を期待される河原もこの日、都内の病院で検査を受けた結果、「右肘回内筋付着部の軽い炎症」と診断され、数日間の投球禁止を言い渡される始末で巨人の投手陣はガタガタと言っていい。有り余る戦力を持っていた打撃陣を更に過剰なまでに強化し、V逸の主因となった壊滅投手陣は殆ど強化しないと言う訳の分からない補強策の弊害を露呈するばかり。この儘では、昨年同様、投壊によるV逸は免れない状況だ。

 ソーサ元木、レイサム級の大失態! サイン覗き行為にベイル激昂!
川相不在の悪影響は投手陣だけに留まらない。無駄に五体満足で川相の出場を阻みながら、川相がいなくなってからケガをすると言う嫌がらせの様な行為でニックンが離脱中とあって、この日は聖域ショートにソーサ元木が入ったが、事件は3回に起こった。一死一、三塁の場面でラロッカのショートゴロを捌き、悠々とゲッツー…と思いきや、二死と勘違いしたソーサ元木は、二塁を踏んだだけで、一塁に転送する事なく、ベンチへ引き上げようとしたのだ。当然、この間に三塁走者の生還を許してしまうレイサム級の大チョンボと言っていいだろう。この事が尾を引いたか、その裏の打席では捕手のサインを覗き見る様な仕草で「メジャーだったら、ぶつけられるかもしれない行為だ。今回は許すけど…(次は分からない)」と、相手投手・ベイルの怒りを買う始末。聖域を汚す集中力に欠けるプレーに首脳陣は川相を失った事の重さを改めて痛感するのだった

 キンケード、左肩痛で遠征メンバーから除外!
新助っ人・キンケードが左肩痛を訴えている事が明らかになった。前日のオリックス戦で打球に飛びついた際に痛めた模様で、この日は別メニュー調整を余儀なくされ、9日からの遠征メンバーからも外れる事となった。毎年の様にオープン戦の時期だけ「バースの再来」と騒がれる阪神の新助っ人だが、対外試合5戦連続アーチを放つなど、ここまでは結果を残しているキンケードだけに、ファンも不安を隠せない。しかし、岡田監督は特に心配はしていない様子。マイミットを持参するなど、緊急事態を想定して捕手の練習もしているキンケードに対して、三塁か一塁に専念させる方針を示すなど、余裕しゃくしゃくだ。

 新助っ人投手・Yokohama・Walkerの獲得を発表!
ササキ様の復帰により、投手陣に大きな波紋を呼ぶなど、最下位脱出へ不安の残る横浜だが、この日、新助っ人として、かねてより獲得に動いていたブルージェイズ所属のピート・ウォーカー投手(34=186cm,89kg 右投右打)と年俸50万ドル(推定)の1年契約で合意に至った事を正式に発表した。ウォーカーはメジャー通算6年間で13勝7敗1S 防御率4.71の成績。昨年は23試合で2勝2敗 防御率4.88をマーク。横浜を初めとする神奈川の若者向け情報を提供する存在として大いに期待されている。先月末に身分照会を済ませ、一両日中にも発表し、10日も来日出来る見込みだったが、予想以上に交渉に手間取った格好で、来日は17日以降になりそうだ。