球界トピックス

2月24日


 桑田、紅白戦に初登板! 新球冴え渡り、2回無失点の好投!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、名手・川相が中日へ移籍してしまい、完全無策一発依存で繋がりに欠ける攻撃陣,どこへ打ってもエラーの危険性を伴うヘッポコ守備陣,ヘッポコバックに不安感一杯で投球の幅を大きく狭められる投手陣,いかなる状況にも対応出来る様な汎用性に欠ける控え陣など、絶体絶命のチーム状況下、最後の砦として絶大な信頼を寄せられている元造反五人衆の一角・桑田が紅白戦に白組の先発として初登板。一人では到底、埋めきれないとてつもなく大きな川相の穴を僅かでも埋めようと必死の桑田は昨年から温め、今キャンプが始まってから、習得に努めているムービングファストボールを駆使するなど、2回を1安打無失点に抑える好投を展開。(川相さんがいなくなったからと言って、ただ無策に自分勝手なプレーをするのではなく)みんなと力を合わせて野球をやるんだと言うフィーリングを得る為の登板だった」と語った。一方、紅組の先発・カリメロも2回を2安打無失点の好投。キャンプ前にはローテの谷間扱いしていた2人のベテランの順調な仕上がりぶりに悪太郎・堀内監督は「カリメロはいつでも出られるんじゃないか。桑田も完成に近い」と目を丸くした。

 ルーキー・馬原、粘りの3回無失点! 水島の呪い回避なるか!?
期待のルーキー・馬原が紅白戦に3番手として初登板。緊張のせいか、いきなり満塁のピンチを迎えるも、ここを粘りの投球で凌ぎきると、残り2回は無難に抑えて、3回無失点とまずまずの結果を残した。この所、ダイエーのルーキーは恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカベン パロ野球編」でシメられまくっていたが、現在、水島新司は妄想架空球団でパ・リーグ全体をシメ倒す事にご執心の様子で、幸運にも馬原は全くマークされていない状況。プロ野球選手が最も恐れおののく水島の呪いを今の所は免れている事で大事な1年目のキャンプを順調に過ごしている様だ。これに対して、王さんも「安定感があったし、使えるメドがついた」と、顔をほころばせた。

 瀬間仲ノルベルト、協約改正で外国人枠から除外へ!
名手・川相の加入により、一躍、優勝候補の筆頭に躍り出ている中日だが、この日、行われたプロ野球実行委員会において、野球協約の改正に伴い、瀬間仲ノルベルトが外国人枠から外される事が正式に承認されたブラジル国籍と言う事でこれまで外国人枠に入れられていた瀬間仲だったが、日本の高校に在学したドラフト対象選手として入団していた事から、外国人扱いする事に異議が唱えられていた。昨年9月に行われた野球協約の改正において、外国人選手例外規定の一部として「高校生については日本居住5年以上」となっていた部分が「日本の高校に通算3年以上の在学」へ変更された事により、外国人枠から外れる事を認められた。