球界トピックス

2月23日


 ササキ様、フリー打撃初登板! ボール走らず、T.ウッズにメッタ打ち!
中日・落合監督から再三の挑発口撃を受け、動揺を隠せないササキ様がこの日、フリー打撃に初登板。石井タクロー,T.ウッズに対して、それぞれ25球を投じた。昨年、規定打席到達者で打率最下位に終わった大不振を未だに引きずっている石井タクローはそこそこに抑えたものの、T.ウッズには4本の柵越えを浴びるなど、メッタ打ち。右足首の捻挫が完治しきっていない事もあるが、落合効果ですっかり歯車が狂わされている様で「(フリー打撃ごときで)抑えにいってもしょうがない。七,八割(程度の力)で気持ち良く放れた」と強がるのが精一杯。前日は湘南シーレックス相手に屈辱の敗北を喫するなど、今年もぶっちぎり最下位候補なだけに、ササキ様が浮沈の鍵を握る一人である事は間違いなく、山下監督も気が気ではない様だ。

 ジョニー黒木、またも復活アピール! 紅白戦で2回無失点!
右肩痛からの復活を期すジョニー黒木が紅白戦で2度目の登板。好調の新助っ人・李をフォークで空振り三振にとるなど、2回を1安打無失点で切り抜けた。前回の登板に続く好投で順調な仕上がりぶりをアピール。「もう勝負の時期に来ている。打たれて散々なら僕のチャンスがなくなりますよ」と、後がない状況を重々に自覚している。紅白戦では十二分に結果を見せた所で、次なる登板は巨人とのオープン戦が予定されている。名手・川相(中日)を失い、その戦力は大幅ダウンしているとは言え、金満大補強による完全無策一発依存野球はツボにハマれば、ダメージも大きいだけに調子を計るバロメータにはなりそう。それだけにジョニー黒木は「僕を食いに来た男を逆に食ってやる。そういう気持ちが出るかどうか」と、巨人粉砕へ意欲満々だ。