球界トピックス

2月19日


 茂雄、暇潰しキャンプ行脚第8弾! 若松監督、宮本拉致要請に愕然!
全球団が恐れおののいている茂雄の「暇潰しキャンプ行脚」だが、この日はヤクルトが悲劇に遭った。昨秋のアジア予選で怨敵・川相(中日)にあてつけるがごとく、現役では最も川相に近い男と評される宮本をナイトメアチームの主将に任命した茂雄は、本戦でも宮本を拉致すべく、若松監督に密かに接触し、派遣要請をかました名手・川相の本隊合流に立ち合って以来、腸が煮えくり返っているだけに、このタイミングでの宮本派遣要請はあからさまな公私混同行為である事から、若松監督との対談の内容については言葉を濁し、事実を付せようと画策した茂雄だったが、「『宮本を頼む』と言う事を言われた。予選に出た時点で(シーズン中にも拉致される事は)覚悟していた」と、若松監督からあっさりバラされてしまう有様。これに対して、宮本は(たとえ茂雄の嫌がらせ行為であったとしても、尊敬する川相さんの代わりと言う事ならば)胸を張って代表メンバーに入りたい」と、淡々と語った。また、茂雄はローテの一角として期待されている鎌田に対して「前田は150kmは出る投手。失敗してでも使った方がいいですね、エヘヘヘ〜」と、精神的ダメージを与えるなど、うろ覚えの事を自信満々に語る様は相変わらずだ。

 深刻極まる捕手難! 伊東監督、現役復帰か!?
恐怖のパ・リーグ撲滅漫画「ドカベン パロ野球編」において、若手捕手育成を阻み続けた山田太郎が妄想新球団に移籍した事で、ようやく呪縛から解かれたかに見えた西武だが、その傷跡は予想以上に深かった。山田在籍時、モチベーションがどん底まで落ちきっていた捕手陣は今キャンプに入っても、成長の跡が感じられず、昨年、引退したばかりの伊東監督が未だにトップ捕手と言う異常事態。ブルペンで投手陣の仕上がり具合を見守っていた伊東監督だったが、あまりの捕手難の惨状に見かねたか「捕手が手薄だったから」と、自ら捕手役を買って出ると、若手のホープ・鳥谷部を相手に久々に生きたボールを受け続けた。「監督に受けて貰えると気持ちが引き締まる。今キャンプ一番の投球が出来た」と大満足の鳥谷部に対し、「久しぶりだったけど、(現役で)まだいけそうだね」と照れ笑いを浮かべた伊東監督だが、全くシャレになっていない辺り、今季の西武がいかに苦しい戦いを強いられるかが窺い知れる。