球界トピックス

2月12日


 名手・川相、初のバント特訓! 至高の業は今年も健在!
前人未踏の514犠打をマークしている世界最高の犠打職人である名手・川相が今キャンプ初めて、バント特訓を敢行した。フリー打撃で持ち前の食らい付くバッティングを見せた川相は、その儘、室内打撃場に直行。「体は出来てきたので、そろそろ細かい技術に入らないと…」と30分にも渡って、延々、打球を殺し続けた。「そりゃ、毎年(練習を)やらないとダメだよ」最早、追随する者のいない至高のハイテクニックを誇りながら、それでも驕る事なく、その技術を錆び付かせない為の飽くなき鍛錬を決して怠る事はないヘッポコバントを連発しているにも拘わらず、バント練習を嫌い、またヘッポコバントを繰り返す悪循環を続けるだけのどこぞの金満チームの2番とはえらい違いだ。昨季はリーグ最低のバント成功率だった中日において、いざと言う時に限りなく100%に近い確率で決められる存在として、落合監督からの期待も大きい。緻密な野球の完成を目指す中日が完全無策一発依存野球を打破し、チャンピオンフラッグを獲得する可能性は日に日に高まっている。

 「オレ流」を商標登録申請! 「オレ流」グッズ発売へ意欲満々!
落合新政権となった中日が監督の代名詞「オレ流」を商標登録申請していた事が明らかになった。先月25日、特許庁に対して、「オレ流」の言葉が入っ衣類,食器,飲料,食品等のグッズを登録済だと言う。昨年、「阪神優勝」の商標登録をよりにもよって一般男性に先を越される屈辱を受けた阪神の二の舞にならぬ様、早くも先手を打った格好で、「落合監督の特徴のある言葉だから、言葉が独り歩きすると困る。抑止力を持たせるのが目的」(近藤営業部長),「(商標登録すると)少し金はかかりますが、ウチは『落合中日』を売り出すと言う事」(伊藤球団代表)と、「オレ流」グッズ発売へ球団を挙げて大きく動き出している。これに対して、当の落合監督は「(商標登録については)何も知りません。気に入るも気に入らないも、みんなが作った言葉。どんどんやって下さい」と、苦笑いを浮かべた。

 悪太郎、堀内監督、報道陣緊急召集! 「番長」禁止令を発令!
この日、悪太郎・堀内監督はウォーミングアップ中に報道陣を集合させると「『番長』と簡単に使わないで欲しい。どういう意味だか知っているのか。見出しに使いたいのは分かるが、もっと気を使ってやって欲しい」と、破戒僧・清原に対する報道として「番長」禁止令を発令させた。破戒僧・清原自身が「番長」呼ばわりされる事を嫌がっているかどうかは定かではないが、悪太郎・堀内監督は「『番長』と使い続けると、その儘、(引退後も)言われるんだぞ。俺も『悪太郎』と呼ばれて、その儘。ユーモアのある渾名ならいいが、『番長』は一番品が悪い。使い方を間違うなと言う事。青少年に良くない」とまくしたてた。尤も、弊社では「番長」呼ばわりは一切しておらず、「破戒僧」禁止令も発令されていない為、従来通り「破戒僧」の呼称を使い続けていく方針だ。