球界トピックス

2月11日


 茂雄、暇潰しキャンプ行脚第4弾! 茂雄信者(?)中村、平身低頭!
全球団を震撼させている茂雄の「暇潰しキャンプ行脚」だが、この日は近鉄が犠牲となった。球団名命名権売却計画が破綻したばかりで暗い影が漂う中、茂雄の来襲でより一層重苦しいムードに包まれたナインの動きは一様に固くなったのは言うまでもない。この日の茂雄のお目当ては主砲・中村。中村は翌12日にドジャースのキャンプに参加すべく渡米予定となっており、わざわざ日程を合わせてきた模様だ。五輪中もペナントレースが中断されない事から、ナイトメアチーム入りに抵抗を示す選手が多い中、実は茂雄信者なのか、拉致されるまでもなく、自ら修羅の道を選ぶ気満々の中村はシートノック,ランチ特打,練習終了後と3度も挨拶に訪れ「昨年は期待に背いて申し訳ありません。今年は頑張りますので、宜しくお願いします」と、茂雄に平身低頭。また、北川は北村は太ったんじゃないの?」などと、例によって名前を間違えられ、「僕は北村です」と、やけっぱち。ローズが事実上、巨人に略奪され、中村が茂雄によって潰されかねず、北川も精神的ダメージを負わされる有様でプレーオフ進出すら危ういと梨田監督は顔をしかめるばかりだった。尚、中村はこの日のうちに渡米準備の為、帰阪した。

 ギャラードの複数年要求を拒否! 移籍先模索も全く見つからず!
ストッパーの座をササキ様に奪われ、中継ぎ起用で複数年契約を結べないなら移籍を要求しているギャラードだが、これに対して、複数年契約を結びたくない横浜は日本ハムに譲渡の打診をしていた事が明らかになった。しかし、日本ハム側は既に4人の助っ人を確保している事から、この申し出を拒否。当初は関心を示していた近鉄は新助っ人・カラスコ獲得により、ギャラードに手を出す必要がなくなり、ダイエーも高額年俸がネックと考え、撤退する方向。ストッパー確保が最大課題である巨人も悪太郎・堀内監督が異様に河原の復活に拘っている事から、獲得しない方針。高津が亡命した為、若松監督は欲しがっているヤクルトだが、これまた助っ人を4人獲得している為に断念。移籍を認める意向があっても、移籍先が見つからないとあっては、横浜に留まるしか道はなくなりそうなギャラードだが、退団覚悟で複数年契約を要求し続けるのか注目される。