球界トピックス
2月10日
茂雄、暇潰しキャンプ行脚第3弾! 川相不在の金満打線に大はしゃぎ!
全球団を恐怖のどん底に陥れている茂雄の「暇潰しキャンプ行脚」だが、この日の餌食は古巣・巨人。チンピラ三山代表との凶悪タッグによる陰謀劇を展開する事で、完全無策一発依存野球の実現を妨げる存在として長年、疎ましく思っていた名手・川相(中日)を放出する事に成功したばかりか、ローズ,小久保を獲得するなど、4番コレクター・茂雄にとって、かねてより思い描いていた正に理想的な打撃陣に「12球団の中でもNo.1の打線だし、これが今年の巨人の売りになります。70年の球団史の中で恐らく史上最強の打線、歴史的な打線編成。どのチームも真似出来ませんよ、エヘヘヘ〜」と、他球団の追随を許さない金満大補強ぶりを讃えて、大はしゃぎ。実際の所、江藤は補欠濃厚でペタジーニも膝が完治しておらず、得意のサポタージュを炸裂させて三軍行き。復活しても、破戒僧・清原とのいずれかが補欠となり、更に清水も補欠となる可能性が高いなど、戦力大余剰状態になる事が確定しているが、現場にいた時から9人しか同時には出場出来ないと言う野球の根源的ルールを全く認識していない茂雄には、どうでもいい事なのだろう。とは言え「こんな状態は自分が(監督として)ユニフォームを着ていた時期ですらなかったですね、エヘヘヘ〜」と、こういう大補強は自らが現場にいた頃に達成してくれと言わんばかりに羨望の眼差しを浮かべた茂雄は自らが率いる日本代表ナイトメアチームよりも一球団の方が強力打線と言う異常な光景に複雑な心境でもあった様だ。
高塚オーナー代行、とんだ勘違い! 福岡ドーム命名権売却計画空転!
福岡ドームを買収する事が決まっている米投資会社コロニー・キャピタルの増井駐日代表はこの日、「福岡事業の再建計画の中には織り込んでいないし、進んでスポンサーを連れて来ることもない」として、球場名のネーミングライツを売却しない方針である事を明言した。今月6日、ダイエー・高塚オーナー代行によって明らかにされた命名権売却計画。日本IBM,アリコジャパン等を初めとする5社が年間5億円の2年契約で名乗りを挙げているなど、計画は順調に進んでいるかに思われた。高塚オーナー代行はコロニー側から同意を得ていると発表していたが、これがとんだ勘違い。増井代表によると「5日に高塚さんと食事した時、その様な(売却計画の)話をしていた様だが、私どもは同意,賛同は一切してない」との事で、計画を推し進めたい高塚オーナー代行がコロニー側の生返事を都合よく解釈しただけの早合点に過ぎなかった模様。これに対して、高塚オーナー代行は「買いたい所はたくさんあると言う事。何も急ぐ話ではない」と、将来的な売却計画についてはまだ諦めてはいない様子だった。