球界トピックス

2月6日


 高塚オーナー代行、福岡ドームの命名権売却計画を暴露!
この日、キャンプ地・宮崎を視察訪問したダイエー・高塚オーナー代行は「売る方向で考えています。引き合いが一杯あるし、来年以降にした方がもっと上がるかもしれない」と、来季以降に福岡ドームのネーミングライツを売却する計画を企てている事を明らかにした。同じ経営難の立場にある事で近鉄の球団名命名権売却計画に便乗しようと興味津々だったが、ナベツネの素早い根回しと、根来新コミッショナーの再三再四に渡るプレッシャー発言に近鉄は計画を白紙撤回。球団名売却は認められなかったと言う事で、既に、認められた前例(GS神戸→Yahoo!BBスタジアム)のある球場名の売却で球団の運営資金の確保を目指す方向だ。福岡ドームは今年3月一杯で米投資会社のコロニー・キャピタルに売却される事になっているが、前日、同社の増井駐日代表と会談し、球場名売却については承諾を得ているとの事。ダイエーの手元から離れた事でドーム使用料は年間35億円にも及ぶ為、この資金を捻出する為に必死の状況で、既に、日本IBM,アリコジャパン等を初めとする5社が年間5億円の2年契約で名乗りを挙げていると言う。

 ササキ様、抑え固定は既定路線!? ナイトメアチーム、強制拉致へ意欲満々!
マリナーズから5年ぶりに復帰したササキ様がこの日、ようやく沖縄・宜野湾入りし、チームに合流した。那覇空港には約200人のファンが詰め掛け、大騒ぎとなったが、ササキ様は「嬉しいですね。この人達の為にも頑張ります。監督を男にしたい」と、ファンの期待の大きさを感じ、笑顔を見せた。入団が決まる前には「ストッパーはギャラードに決めている。ダブルストッパーには出来ない」と、ササキ様の居場所はセットアッパーとなる事を示唆していた山下監督だが、いざ入団が決まると「抑えは1人にしたい。ギャラードと競わせる。開幕までに決めたい」と<発言を覆していた。更に、ギャラード自身がストッパーに拘っていない事も明らかになり、球団関係者は「首脳陣の間では守護神はササキ様がふさわしいと言う事で一致している様だ」とコメントするなど、ササキ様が指定席・ストッパーの座に就く事が濃厚となってきた模様。また、この日、茂雄ナイトメアチームの先兵として、中畑,高木両コーチが横浜キャンプを視察。ササキ様の投球は見られなかったものの、中畑コーチは「当然、代表候補に入ってくるでしょう。本人が嫌だと言っても入れますから」と有無を言わさず、拉致する方針を示した

 松中、下交渉も決裂!? 球団初の代理人交渉目前!
選手会長であるにも拘わらず、ナインへの影響を顧みず、唯一、未更改となっている松中がキャンプ地・宮崎にある宿舎で高塚オーナー代行と話し合いを行った。しかし、「僕の気持ちを直接伝えただけ。金額の話はしなかった」(松中),「日本一の球団の4番を務める苦労を分かって欲しいと言う事だったが、球団としては査定を変えるつもりはない」(高塚オーナー代行)と、殆ど進展はなし。倍増の3億2000万円を最低ラインに頑として譲らず、球団初の自費キャンプに突入している松中だが、9日にこれまた球団初となる代理人交渉を行う予定だ。