球界トピックス

2月3日


 ササキ様、5年ぶりに横浜復帰! 年俸5億の2年契約で正式に合意!
マリナーズから自由契約となったササキ様が正式に横浜と契約を結び、この日、入団が発表された年俸5億円(推定)+出来高の2年契約で背番号は5年前の在籍時と同じ「22」を左のエース候補・吉見から略奪。横浜市内のホテルで記者会見に臨んだササキ様は「10年間お世話になったのは横浜。ウェーバーにかかった時は、どこが取りに来てくれるんだろうと言うのがあったので、ホッとしている」とコメント。亡命中はパシリの斎藤タカシに缶コーヒーを買って来させるにも、到着まで何時間もかかり、ぬるくなってしまう事を気に病んでいたが、また気軽にパシらせまくれる日々を取り戻した事で喜びの表情を隠せなかった。これに対して、TBS・砂原オーナーは「何よりも横浜への熱い想いを持ってくれて、こんなに嬉しい事はない。闘争する集団への意識改革を真っ先にやってくれる事を期待している」と、ササキ様に大きな期待を寄せている。また、これまでは茂雄の指揮下に入って選手生命を縮められる訳にはいかないとばかりに、ナイトメアチームに組み込まれない様、大リーグ機構から保護を受けていたが、日本へ帰ってきてしまった事により、後ろ盾がなくなり、ナイトメアチーム入りが濃厚と見られている件について、横浜・峰岸球団社長は「選ばれたら大変名誉な事。喜んで送り出します」と、まるで茂雄信者の様な口ぶりでササキ様を守るつもりは毛頭ない様だ。  

 揺れる命名権売却問題! 永井球団社長、ナインに事情説明!
この日、永井球団社長は日向一軍キャンプを訪れ、球団名のネーミングライツ売却計画について、「報道が先に出てしまったが、基本的には近鉄が経営する事には変わらない。プレーする事については心配しなくていい」と、選手とスタッフに事情を説明。前日、小林球団代表に注意を喚起したばかりのパ・リーグ小池会長が、この日も「これから理事会や実行委員会でリーグとして議論する前の段階だが、あれだけ反対が多いと実現は難しいのではないか。余程、慎重に対処しなければいけないだろう」と、実現の可能性が低い事を改めて示唆。これに対して、永井社長は「これから説明していくしかない」と、あくまで売却計画を推し進める意向を示している。また、日本一になった際には10億円が加算されるインセンティブ契約を画策している事についても触れ、「勝ち取るのは選手なので、選手に還元しないと」と、臨時ボーナスを与えるニンジン作戦で理解を求めているが、事情を聞かされたナインの反応は様々。何とも不安そうだったのが、エース候補の岩隈で「入団したのは『近鉄』だから、名前は変わって欲しくない。『近鉄』と言う名前でやるのは(今年で)最後になるかもしれないから、頑張らないといけない」と複雑な表情。一方、やけに球団の意向に理解的だったのが、大村で「今はキャンプが始まったばかりだし、野球に集中するだけ。選手としては(『近鉄』の)名前がなくなるのは寂しいが、こういう時代の流れで仕方がない所もあると思う」とコメント。また、先んじて永井社長から説明を受けていた選手会長・礒部は不快感を表すかの様に報道陣の質問を遮り、ノーコメントを貫いた。