球界トピックス

2月2日


 ササキ様、日本ハムに断りの連絡! 古巣・横浜への復帰、決定的!
マリナーズから自由契約となり、日本での復帰先が注目されていたササキ様だが、5年ぶりに古巣・横浜へ戻る事がほぼ確実となった。ササキ様の日本球界復帰の意向を受け、横浜と日本ハムが獲得に名乗りを挙げていたが、この日、ササキ様は日本ハムに対して、断りの連絡を入れたとの事。元々、家族と過ごす為に日本復帰を決意しただけに、札幌が本拠地では結局、単身赴任となってしまう事が大きなネックとなった模様。横浜は将来の指導者として、引退後の全面バックアップも確約するなど、破格の待遇を用意。金満大補強の巨人も撤退するなど、他に獲得の意向を示している球団がない事から、横浜入りは決定的と言っていいだろう。これに対して、横浜・峰岸進球団社長「ウチに来るチャンスが増えて嬉しい半面、大変だなと言う思いがある。まだ付帯条件や出来高払い等、細かい部分を詰めないといけない」とコメントを残した。

 ジョニー黒木、復活目指しブルペン入り! 新球テスト含む55球!
右肩痛により、2年間未登板のジョニー黒木が完全復活を目指し、キャンプ2日目にして、早くもブルペン入り。全投手がバレンタイン監督から習得を命じられていると言うチェンジアップも数球テストするなど、課題を持って、投げ込みに取り組んだ。自らの背番号に因み、54球投げた所で締めるつもりが「最後の1球が納得いかなかった」と、1球追加して計5球。ボールが上ずる場面も見られたが、「(チェンジアップは)実際使えるかはまだ分からないが、腕の軌道を作る為にいい練習になった。キャンプが楽しみになる投球だった」と、復活に手応えを感じていた。

 根来新コミッショナー、命名権売却案に不快感!
近鉄が球団名のネーミングライツ売却を画策している事に対して、根来新コミッショナーは「多勢に無勢と言う感じだ。どちらが無勢か分かるでしょう。(実行委員会での議論にかけずに発表した事について)もう少しやり方があるのでは…」と不快感を露わにした。 また、パ・リーグ・小池会長も近鉄・小林代表に対して「今回の問題は協約に関わる事で手続きが必要になる。それを経ず、あたかも決まったかの様な会見をした子とで、反発が起きている。手順が逆になり、混乱を招いた事を遺憾だと思う」と、電話で注意を喚起した事を明らかにした。ナベツネが各球団のオーナーを抱き込んで断固阻止に動いているなど、同じく経営難と言う立場からこの計画を後追いしたいダイエー以外からは徹底的に反発を受けている四面楚歌状態となっているが、この日、記者会見に臨んだ近鉄・永井球団社長は全く動じる事なく「協約違反があるとすれば、どこが違反しているのかを伺い、案を修正する必要があればする」と、売却の方針に変更がない意向を明言。また、大阪ドームからフランチャイズとしての長期使用を要請されている事に触れ「ある程度、安定した経営基盤がないと(使用し続けるのは)厳しい。藤井寺球場を使えば年間10億円の負担が減るが、それで(大阪)ドームの存続に拘わる事になっても困る。ドームとの共存を図りたい」と、大阪ドーム及び近鉄球団の経営再建の為にネーミングライツ売却が必要な策である事を主張した。