球界トピックス
2月1日
ベテラン健在! 名手・川相、紅白戦でいきなり快打炸裂!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、図らずも名手・川相が加入し、優勝候補筆頭にのし上がった中日がキャンプイン早々に紅白戦を敢行。落合監督はFA移籍後、3年間未登板で詐欺師呼ばわりされていた川崎をいきなり先発に起用し、立浪,福留をぶつける大胆な仕掛けに打って出た。これに対して、復活を期す川崎はMAX132kmながらも、1回を三者凡退で斬ってとり、開幕一軍へ向け、アピールに成功。鈴木投手チーフコーチは「高めがよかった。あれだけ腕が振れていればいい」と、復活の可能性に手応えを感じた模様。また、優勝請負人として大いに期待されている名手・川相は「8番二塁」でスタメン起用され、抑え候補の岩瀬との対決を強いられたが、持ち味の食らいつくバッティングで岩瀬を強襲する内野安打を放ち、ベテラン健在ぶりを見せつけた。突如、降り出した雨の為、試合は5回で打ち切られたが、いきなり147kmをマークした人斬り抜刀斎ら主力投手陣を初めとするナインの早い仕上がりに落合監督は「俺の予想を遙かに超えていた。何をすべきか知っている。大人であり、プロだと言う事」と、満足気だった。
ササキ様獲得へ破格の切り札! 将来の監督手形を用意!
マリナーズが自由契約となったササキ様の獲得へ躍起になっている横浜。争奪戦を繰り広げている日本ハムに対して、金銭面では優位に立っているものの、ストッパーにギャラードを指名するなど、現場の山下監督から足を引っ張られた事で、更なる条件として、将来の監督手形を用意している事が明らかになった。峰岸球団社長は「現役を引退しても、彼には改めて監督として(横浜の)縦縞のユニフォームを着て貰いたい。TBSでパ・リーグを見るとか、メジャーを外から見るとか、3Aでコーチングを学んでもいい。それでユニフォームを着た方が人間として幅の広い指導者になれる」と引退後のTBS解説者のポストを用意するだけでなく、海外への野球留学等、指導者としての経験蓄積へ全面支援する意向を示している。事実上の終身雇用とも言える破格の待遇は、日本ハムとの争奪戦の切り札となりうるか!?
台湾アマ左腕・陳の獲得を発表! 未来のエース候補へ長期育成計画発動!
この日、中日は新助っ人として、台湾・国立体育学院の陳偉殷投手(18=182cm,80kg 左投左打)と契約金8500万円,年俸は1200万円(いずれも推定)で合意に至った事を明らかにした。150km近い速球を誇る本格派左腕として、アテネ五輪アジア予選でも台湾代表候補(ベンチ入りはせず)となっていた陳は、まだ国立体育学院1年生の身分ではあるが、在籍した儘、海外活動を行うと言う大学側の推薦を台湾当局から許可された事で、中日入りに至った。今後はシーズンオフには台湾へ戻り、単位取得に努める事になる。大学卒業後は約2年の兵役義務があるが、西川球団社長はその間も契約を継続する意向を示しており、「(元中日の)今中の様なタイプだと聞いている。将来の投手の柱と期待している」と即戦力として考えているのではなく、長期に渡って育成する事を計画している模様だ。陳は3日に来日し、5日に正式契約を結んで、その儘、キャンプに合流する予定。尚、背番号は「74」に決まった。
命名権売却失敗でも球団身売りは全面否定!
球団名のネーミングライツ売却計画を明らかにした途端、早くも2オーナーを抱き込んだナベツネから断固阻止を宣言された近鉄だが、この日、足高球団取締役が「仮に、(ナベツネの陰謀により)オーナー会議で(呼称変更が)承認されなくても、球団を手放す事はないと言う前提でやっていく」と球団自体の身売りに関しては改めて全面否定した。キャンプイン初日となったこの日、近鉄ナインは練習前に球場で安全祈願のお祓いを受けたが、この際、足高球団取締役は選手会長・礒部だけに事情を説明。身売りでもなく、野球をやれる事に変わりはないからと、礒部は至って冷静な反応を示したと言う。今後は、永井充球団社長が3日にもキャンプ訪問を行い、選手やスタッフ全員へ詳細を報告する予定となっている。
岡田監督、最悪のスタート! キャンプ開始30分で集中豪雨!
井川があわや自費キャンプに突入しそうになる程、契約更改でゴタゴタし、前日には上坂が謹慎処分を食らうなど、連覇を狙おうと言うのにキャンプ前から不景気な話題が続く阪神だが、キャンプイン初日となったこの日も、練習開始から僅か30分ばかり過ぎた所で激しいスコールに見舞われる有様。15分程で雨は上がったものの、グラウンドは水浸しとなり、宜野座野球場から約15kmキロ離れた石川市内の練習場の移動を余儀なくされた。歓迎セレモニーで「昨年同様に宜野座では青い空が続いてくれると思います」と挨拶した岡田監督の想いとは裏腹にいきなり出鼻をくじかれた格好だ。