球界トピックス

1月30日


 ササキ様、正式に自由契約! 横浜,日本ハムで争奪戦勃発!
日本球界復帰を希望し、マリナーズからウェーバー公示されていたササキ様が、この日、正式に自由契約に。これに対して、早くから獲得の意向を示していた古巣・横浜の峰岸球団社長は「ウチに帰って貰うのが当たり前と言う気持ちで交渉したい。ベイスターズじゃないユニフォームを着ているのを想像したくない。彼にはここしかないと思う」と言いきり、早速、身分照会の手続きをとった。資金面のバックアップ要請をを受けたTBS・砂原会長も「日本とは違った野球を体で覚えた人だから、いるだけでもいい影響を与えると思う。恥ずかしくない、ふさわしい額を出したい」を快く受諾しており、獲得へ万全の態勢だ。一方、宇宙人・SHINJOとの逆輸入コンビ結成を目指す日本ハム・三沢チーム統括本部長は昨年痛めた肋骨等、故障個所の回復状態に綿密な調査を続けるなど、慎重な姿勢を取りながらも「名乗りを挙げます。家族の事や金銭面等、一度テーブルについて話をしたい。ガッツの年俸(推定4億)を超える事は難しいが、獲得に動く以上は恥ずかしくない金額を用意します。額面通りに働いてくれたら凄い戦力」と獲得を明言。退団時の年俸をベースに2年10億超を考えている横浜に対して、ガッツを超えられない言う段階で金銭面では遅れをとりそうだが、どう巻き返すのか。また、抑え不足と言うチーム事情に加え、豊富な資金力を抱えている事で十八番の金満大補強に動くか注目されていた巨人だが、悪太郎・堀内監督が「河原がどれだけ戻ってくるか、待ってやらなければならない仁義的な部分もある」と河原を再生させるべくササキ様獲得に消極的な姿勢を貫いていた事を受け、チンピラ三山代表は「ジャイアンツとして獲得に乗り出す事はありません。監督の意向を最大限に尊重しました」と、獲得しない方針を示した。チーム内の戦力や年俸のバランスも検討しての結論との事だが、余剰戦力を生み出すだけの小久保やローズを獲得する暇があったら、ササキ様だけ獲りに行けば、少しはバランスも整ったであろうに…と歪んだ補強策に疑念を抱く声も多い。
 井川、2億+出来高2000万円で合意! キャンプ目前でようやく決着!
チームで唯一、未更改だった井川の契約がようやくまとまった。この日、代理人である橋岡弁護士が4度目の交渉。2億3000万円を希望額とし、調停まで視野に入れていた井川側だったが、「昨季の評価と今季の評価基準の説明を受け、最終的に納得出来た」として、倍増の2億円+出来高2000万円(いずれも推定)で合意に至った。既に、キャンプ地・沖縄入りしていた井川は「これですっきりした形でキャンプに臨める。あとは野球で結果を残して頑張るだけ。投手陣を引っ張っていきたい」と、自費キャンプ突入寸前の決着に安堵の表情を浮かべた。
 松中、緊急交渉も物別れ! 球団初の自費キャンプ&代理人交渉確定!
春季キャンプ出発前日となったこの日、福岡ドーム内の球団事務所で松中の3度目の契約更改交渉が行われた。28日の交渉が物別れに終わった事で、松中は自費キャンプが確定し、キャンプ中は練習に専念するべく、代理人の高橋弁護士を用意する意向を示していたが、球団史上初となる自費キャンプ及び代理人交渉を回避したい球団側が緊急措置として、交渉の席を設けたのだ。何とか、ここで決着をつけたい球団側だったが、結局、前回同様の3億1000万円(推定)の提示に松中は「球団の評価の部分について改めて聞いたが、これまでと変わらなかった。あとは代理人さんに任せて、自分は野球に専念したい」と、僅か30分で交渉決裂。調停こそ望んではいない松中だが、自費キャンプ,代理人交渉が今度こそ確定した。自費と言っても費用は契約を済ませるまで、球団側が立て替えるだけの事ではあるが、選手会長が球団側の意向に泥を塗った格好でキャンプ中の他のナインへの影響が心配されている。