球界トピックス

1月28日


 名手・川相、合同自主トレに合流! 福留、早くも川相道場に入門!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、一時は引退に追い込まれ、中日への移籍を余儀なくされた名手・川相がこの日、沖縄・北谷球場での合同自主トレに合流。ドラゴンズカラーの青いジャージに身を包んできた川相は「着る物も全て、ブルーなので、気持ちもドラゴンズの一員と言う感じ」と、古巣・ジャイアンツ球場での自主トレモードからは完全に気持ちを切り替えた。「体に良いと思われるものは全部やっている」と言う川相は2年前から、もろみ酢を毎日服用しているとの事だが、前日、沖縄入りした際に購入したもろみ酢の名前が奇しくも同名の「まさひろ」。流石に、もろみ酢フリークだけあって、「名前が一緒だし、大分前から知っていたよ」と、かねてよりチェックしていたらしい川相は念願の「まさひろ」ゲットで嬉しそうに笑顔を見せた。「話を聞きに来て貰っていいし、僕も聞きたい事がある」と若手とのコミュニケーションにも意欲的な川相だが、これに対し、福留が「どうやったらバントがうまくなるのか」と、早速、川相道場に入門。本来の役割を考えれば、そうそうバントする機会はないであろう福留だが、金満球団の無茶振りチャンスブレイカーと違い、偉大なベテランの技術を貪欲に吸収しようと言う真摯な姿勢を見せている。川相効果はチーム内に確実に浸透しており、中日のV奪回の可能性は日を追う毎に増している様だ

 ササキ様、ウェーバー公示! 横浜,日本ハムらが獲得に興味!
突如として、日本球界復帰を希望したササキ様が、この日、亡命先のマリナーズからウェーバー公示された。公示期間である2日間でどこも獲得の意思を示さなければ、晴れてFAの身となり、日本球界復帰への障害はなくなる事になる。これに対して、古巣・横浜の峰岸球団社長「待っている理由はない。本人とも連絡を取りたい」と、FAになり次第、獲得に動く意向を示した。この後、身分照会等の手続きが残っているが、順調にいけば、2月初めからでも入団交渉に入ると思われる。一方、昨年、抑え不足に泣かされまくり、今年もストッパー確立が懸案事項となっている巨人のチンピラ三山代表は「まず(公示期間である)48時間待つ。それから考える。今の段階では何とも言えない。ササキ様本人がどう考えているかと言うのもある」と言葉を濁した。悪太郎・堀内監督は獲得には消極的だが、ササキ様に対する高額年俸を払う事など、屁とも思わない金満大補強を十八番とするだけに、電撃獲得の可能性は否定しきれない。また、日本ハム・三沢チーム統括本部長も「関心はあり、調査を続けている。正式に自由契約となってから、最終的な方針を固めたい」と獲得に興味を示している。今季からの札幌移転で何とか弾みをつけたいだけに、宇宙人・SHINJOとの投打の逆輸入コンビを売り物にしたい模様。トークショーでは「日本復帰なら横浜」と語っていたササキ様だが、「あれはリップサービス」と身も蓋もない事をぬかしており、横浜もウカウカしてはいられない状況だ。

 松中、またも交渉決裂! 球団初の自費キャンプ突入へ!
セ・リーグの覇者である阪神・井川が未だに更改せず自費キャンプ目前となっているが、パ・リーグの覇者であるダイエー・松中も自費キャンプに突入する事が決定的となった。この日、自主トレ先のグァムから帰国した松中はその足で福岡ドームに向かい、契約更改交渉に臨んだ。球団側は前回から1000万円上積みとなる3億1000万円(推定)を提示したが、これに対して、3億5000万円を希望する松中は1時間以上粘った末、「感情的になりそうになったけど、ぐっと抑えた」とまたもや保留し、ついに自費キャンプをする羽目に。「契約を済ませてすっきりした形でキャンプに入りたかったが…。今年も優勝しなければいけないし、あとは(代理人に任せて)野球に集中するだけ」と、今後は代理人である高橋弁護士を通じての交渉となる事を明らかにした。佐藤球団代表は「彼の希望額とは開きがあった様だが、他球団と比べても評価が低いとは思わない。提示額も変えるつもりはない」と譲歩する気はなく、この儘では調停になる可能性を示唆した。不可解極まりない小久保の巨人への無償トレード以降、V旅行辞退者が続出するなど、険悪ムードを引きずっているダイエーだが、この期に及んで、選手会長・松中が球団史上初となる自費キャンプに突入する何とも辛気くさい展開でV2への道は険しいものとなりそうだ。