球界トピックス

1月26日


 高津、国外亡命記者会見! 松井さんとの再戦に興味津々!
ヤクルトからFA宣言し、亡命先にホワイトソックスを選んだ高津が、この日、都内のホテルで記者会見に臨み、「低めに球を集める自分のスタイルを崩さず、チャレンジ精神を忘れないでやっていきたい」と抱負を語った。国内初セーブを挙げた試合でプロ初ホーマーを献上した今夜の松井さん(ヤンキース)や、オールスターでノムさんの嫌がらせにより、松井さんの代打として引っ張り出された要因となる登板を果たした鈴木一朗(マリナーズ)ら、因縁深い相手との対戦についても、大いに楽しみにしているとの事。午前中には東京・新橋のヤクルト球団事務所を訪れ、多菊球団社長にこれまでの経緯を報告。球団職員に対しても「13年間ヤクルトで過ごせた事を嬉しく思う。その想いを胸に秘め、頑張っていきたい」と別れの挨拶を済ませると、温かい拍手を受けた。

 新コミッショナーに根来氏を選任! アテネ五輪2人枠は現行通り!
この日、東京・内幸町のコミッショナー事務局でプロ野球実行委員会が開かれ、退任した川島コミッショナーに代わる後任として、前公正取引委員会委員長で弁護士の根来泰周氏(71)を選任。正式な就任決定は、30日の12球団緊急オーナー会議で承認されてからで、2月1日付で新コミッショナーの職に就く運びだ。また、茂雄が執拗に拘っていたアテネ五輪日本代表ナイトメアチームの「1球団2人枠」撤廃案についても討議され、現行の取り決め通り2人枠を順守し、茂雄の要望を一蹴する事を確認。例外措置として、故障等で出場不能となるた緊急事態に陥った時に限り、各球団の同意があれば、増員を認める事となった。しかし、陰謀にかけては球界随一の知謀を誇る茂雄だけに、この例外措置を逆利用し、3人以上の引き抜きを図るべく、あえて故障しそうな選手を積極的に選ぶと言った卑劣な手に出かねないのでは?と、一部関係者は心配している模様。更に、五輪期間中の派遣選手の個人記録に関わる救済措置としては、連続試合記録の継続有効性,FA権取得資格日数に加算する事を確認。一方、両リーグの記録部もこの日、派遣選手の規定投球回数,規定打席数について、通常の試合数から五輪出場に伴う欠場試合数をマイナスしたものに変更する方針を示した。