球界トピックス

1月24日 マスターズ・リーグ:札幌2−1大阪


 ノムさん、親バカ大炸裂! ボン野村移籍で急転、G党に鞍替え!
阪神との13年ぶりのトレードとして、ボン野村を獲得する電撃超小型補強から一夜明けたこの日、ノムさんが親バカぶりを炸裂させた。これまで巨人に対して口を開けば、イチャモンばかりだったアンチG党の星・ノムさんが「ヤクルト監督時代(の巨人への徹底口撃)は(ヤクルトに注目を集める為に)巨人人気を利用しただけ。本当は子供の頃から巨人ファンだったんや。野村家が巨人とこんなに縁があるとは…。これで孫にも縁があればな。いつか巨人に入れたいもんやと激白し、一転して、G党に鞍替えったのだ。現役時代から、ONに対する僻み的な発言を吐き、阪神監督,現在のシダックス監督の立場になっても、リップサービス的な部分は含まれているにせよ、巨人への口撃は続いていただけに、全てを真に受ける訳にもいかない。元々、巨人に憧れがあったのか、ボン野村への溺愛ぶりが巨人への憎悪が上回っただけなのかは定かではないが、少なくとも、今後、巨人に対して好意的な態度を見せる事だけは確かな様だ。昨秋、監督就任直後に茶髪容認発言をかました際に「精神構造が分からん!」と罵っていた悪太郎・堀内監督に対しても「白黒ハッキリするタイプ。川上さんの様に厳しい指導をするんじゃないかな。実力者の揃ったチームは、選手管理が一番のポイント。厳しいくらいで丁度いい」と、すっかり好意的な評価へ切り替わった。とは言え、野間口獲得への布石になると言う見方については「勘繰られてもしゃあないけどな。結局、野間口本人が決める事」と否定。野間口自身も「それを理由に、球団を決める事は絶対にありません」と言いきった。しかし、アテネ五輪日本代表ナイトメアチームへの加入は、シダックスのチーム事情も重なり、野間口の意向よりも、監督であるノムさんの権限が占める部分が大きい筈。茂雄との確執については(茂雄は口撃を)真に受けちゃうんだよ。それまでは、ちゃんと交友関係があったんだ」と、茂雄が一方的に嫌っているのだと説明。一度否定しきったものは2度と認めないあの茂雄が野間口欲しさに自ら歩み寄っている状況だけに、ノムさんが派遣を認める可能性も僅かながら出てきたと言っていいだろう。

 井川、岡田監督指令を無視! 自費キャンプ覚悟の徹底抗戦を示唆!
阪神で唯一、未更改となっている井川が自費キャンプ覚悟でいる事が明らかになった。この日、茨城・水戸市内で自主トレを再開した井川は「いつまでと期限を決めるより、お互いに納得いく形でサインしたい。焦ってやるものでもないですから」と、キャンプ開始となる2月1日を意識する事なく、徹底抗戦の姿勢を貫く事を示唆。球団側からは倍増の2億円(推定)を提示されているが、井川は2億5000万円を希望。岡田監督からは今月中の更改を通達されているにも拘わらず、「直接聞いた訳ではないし、何とも言えない」と素知らぬ顔で、あくまで希望額を譲る気はない模様。今月末に代理人である橋岡弁護士が3度目の交渉に臨む予定だが、ここで交渉が決裂すれば、必然的に自費キャンプに突入する事になる。