球界トピックス

1月22日


 高津、国外亡命決定! ホワイトソックスと1年契約で合意!
通算セーブ日本記録を誇るヤクルトの守護神・高津が、この日、ホワイトソックスと100万ドル(推定)の1年契約で合意した事が明らかになった。来年の契約については、ホワイトソックスに選択権があるとの事。FA宣言し、国外亡命を目指していた高津だが、故障歴と年齢がネックとなってか、交渉は難航。しかし、亡命失敗の際もヤクルト残留を確約されていた事で、期限ギリギリまで亡命先を模索していた高津は今月8日に自主トレを兼ねて渡米し、トライアウトも受験。その結果、数球団からオファーを受けたが、その中で抑え不足に悩まされているホワイトソックスが唯一、ストッパーとして起用したい意向を示してきた事が合意に繋がった。亡命先が決まった高津は「高い評価を受けて喜んでいるし、伝統ある球団と交渉出来てワクワクしている」と喜びを表した今後は22日にメディカルチェックを受け、23日にも正式に入団発表となる運びだ。守護神残留を願っていたヤクルト・若松監督は「チームとしては本当に痛いが、悩んで決めた事だから、心からおめでとうと言ってやりたい。これまでヤクルトで培ってきたものと自分を信じて、1年でも2年でも長く頑張って欲しい」とコメント。ササキ様(マリナーズ)が日本球界復帰を希望し、自由契約となる事が濃厚な状況ではあるが、多菊球団社長は高津の穴埋めの為の補強はしない方針を示唆。新たなストッパー候補として有力視されている石井は 「中継ぎでも、抑えでも言われた所でやります」,五十嵐亮は「(高津の)存在が大きいので、補えるかどうか分からないが、頑張りたい」と語った。

 中村、来オフの国外亡命報道を全面否定!
前日、来オフにポスティングシステムを行使しての国外亡命を決意したと一部で報道された中村だが、この日「現時点では全く考えていない」と、報道を全面否定。足高球団取締役も「書かれた様な事は一切ない」と、4年契約(今年で2年目)にポスティングシステムは容認する様な事項は含まれていない事を断言した。中村は一昨年のオフにFA宣言し、メッツ行きが殆ど決まりかけていたが、報道が先行した事で情報がリークされたと気分を害し、急転、入団を拒否。メッツ側から「パールハーバー(真珠湾攻撃)以来の衝撃」とまで言われたのを初め、米マスコミから総スカンを食らった過去があり、今回の騒動は日米で大きな波紋を呼んでいた。