球界トピックス

12月26日


 斉藤、2度目の交渉も保留! 出来高プラスへ徹底抗戦の構え!
この日、福岡ドーム内の球団事務所で斉藤が2度目の契約更改交渉を行った。前回、1億2000万円アップの1億5000万円(推定)と言う破格の提示をされながら、更に、出来高を要求し、保留した斉藤に対して、今回の交渉では佐々木球団会長まで調整役として同席。あくまで出来高をプラスする事は認められない球団側は前回同様の提示に留まり、不服とする斉藤は1時間以上粘った末に「歩み寄れる所もあるが、譲れない部分もある。もう一度考え直して、話し合いたい」として、またもや保留となった。29日に3度目の交渉が予定されているが、高塚オーナー代行は「てんで話にならない。斉藤程の投手が5勝、10勝の出来高で幾ら払えなんて、子供じみている滅茶苦茶な話。受け入れるつもりはない」と語るなど、球団側は断固拒否の構えを見せており、斉藤が徹底抗戦を図るつもりならば、越年となる可能性も出てきた。

 フクーラ、トレード志願撤回! 目標額届かずも出来高で渋々妥協!
3年連続3割をマークしたフクーラが、この日、千葉マリンスタジアムで2度目の契約更改交渉に臨んだ。前回、3100万円アップの1億5000万円(推定)の提示を保留したフクーラは「複数年とかトレードとか、そこまで突っ込んだ話になると思う。1億8000万円が最低のライン」と、トレード志願の可能性まで示唆していた。球団側の提示は1億8000万円どころか、僅かに500万円上積みされただけの1億5500万円(推定)だったが、試合数,打席数等の項目で最大1500万円(推定)の出来高をプラス。目標額にはまだ1000万円届かないながらも、フクーラはこれに渋々妥協してサイン。また、3度目の交渉となる清水直は4900万円アップの1億300万円(推定),2度目の交渉となる小林宏は3200万円アップの6200万円(推定)でそれぞれでサインし、これでロッテは全選手の契約更改を終了した。