球界トピックス

12月25日


 ローズ、ようやく正式入団! 総額15億の2年契約で背番号「20」!
今季、パ・リーグ本塁打王に輝きながら、複数年契約を認めない近鉄と条件面で折り合わず、自由契約となっていたローズの巨人入団が正式に決定した。通算最多本塁打記録を更新中の最強助っ人だが、高額年俸がネックとなり、巨人以外の球団は手をこまねいて見過ごすしかなく、金満大補強しか能のない巨人入りは既定路線と言って良かった出来高を含めた総額15億円(推定)の2年契約となり、背番号はチンピラ三山代表の陰謀で反乱分子・ヒゲ入来が放出された事により空番となった「20」に決定。ローズは「獲得してくれた球団の期待に応える活躍を約束する」と、広報を通じて抱負を語った。

 投手陣立て直しへ、元阪神・ムーア獲得! 打撃2部門が出来高項目に!
オリックスは、この日、阪神をクビになったムーアと正式契約を結んだ事を発表。今季、6点台近い壊滅的な防御率でぶっちぎり最下位に低迷しただけに先発ローテ候補の獲得は急務で、夏場に弱いとは言え、2年連続2桁勝利の実績を誇るムーアへの期待は大きい。年俸65万ドル+出来高45万ドル(推定)の1年契約で背番号は未定。下手な控え野手より、遙かに期待出来るバッティングもDH制のパ・リーグでは宝の持ち腐れ…と思いきや、ムーアの申し出により、何と出来高払いの項目には打点とバントの2部門が含まれているとの事。果たして、ムーアがDH制である事を忘れて勘違いしているのか否かは定かではない。オリックス側もどうせ打席に立たず、成立しない出来高なら契約しても損はないと考えているのか、はたまた、積極的に打席に立たせる方針なのかも不明だか、ともあれ、来季のムーアのバットには注目だ。

 下柳、国外亡命を断念! 愛犬・嵐(仮名)の処遇最優先で阪神残留決定!
FA宣言し、去就が注目されていた下柳だが、結局、阪神に残留する事が決まった鈴木一朗(マリナーズ)が恐れをなして国外逃亡を決意した程の威力を誇る「死神ボール」が高く評価されていると言う噂に国外亡命を諦めきれずにいたが、実際のオファーは未だに来ていない状態。年明けならば、可能性もあると見られていたが「年内に結論を出す事を優先し、ファンや球団にも出来るだけ早く伝えた方がいいと考えた」として、亡命を断念した。愛犬・嵐(仮名)の面倒を見るとまで言って誠意を見せ、伊良部クラゲに続いて、残留交渉に成功した阪神は先発ローテ崩壊の危機から辛くも脱出した。

 ゼブラ今岡、2億3000万円で更改! 阪神生え抜き初の大台突破!
この日、甲子園球場内の球団事務所でゼブラ今岡が契約更改交渉を行った。首位打者を獲得するなど、リーグ優勝に大きく貢献した事を評価する球団側は1億1000万円アップの2億3000万円(推定)を提示。これには大満足のゼブラ今岡は僅か35分の交渉で一発サイン。前日、井川が2億円(推定)の提示を保留した事により、生え抜き選手では球団初の2億突破となった。