球界トピックス

12月21日


 落合監督、井端に二塁転向打診! 名手・川相との最強二遊間結成か!?
落合新監督が井端に対して、二塁コンバートを打診している事が明らかになった。「二塁も守れるようにしておけ」と言われただけで、二塁をレギュラーポジションにすると言う所までは至っていないものの、今季、右肘痛に悩まされた事もあって、その負担を軽減させようと考えている様だ。そして、何よりも球界随一の名ショート・川相が加入した事が大きい。井端が二塁へ回る事になっても、川相さえいれば、ショートのポジションは穴になるどころか、更に強固になる事が必至だからだ。入団当初、落合監督は川相に対して、控えのスペシャリスト的存在としての起用を示していたが、井端の二塁コンバートにより、12球団最高の二遊間が組めるとあっては、川相の開幕ショートを大いに考慮しなくてはならないだろう

 下柳、年内にも阪神残留宣言か!? 愛犬・嵐(仮名)の処遇が最優先!
阪神からFA宣言し、去就が注目されている下柳だが、この日、代理人を務める上杉弁護士は、残留した場合の最終的な条件について話し合うべく、阪神と交渉を行った。愛犬・嵐(仮名)の面倒を見てくれると言う阪神の誠意に心を打たれた下柳は横浜に断りを入れるなど、国内球団ならば、阪神に残留する意志を固めている鈴木一朗(マリナーズ)が恐れをなして国外亡命した「死神ボール」がアメリカでも高い評価を受けていると言う声に未練たらたらで、国外亡命も選択肢として残しておきたい様だが、ウインターミーティングが終わっても具体的なオファーすら来ていないのが現実。来年1月下旬辺りならば、オファーが来る可能性もあるのでは?と見られているが、上杉弁護士が「年内に何らかの発表をする形になると思う」と語るなど、下柳は年内の決着を望んでいる上、亡命先に連れていっても、日本に置いていくにしても、愛犬・嵐(仮名)の面倒を見ていられなくなりそうな事から、阪神残留の可能性が濃厚となってきている。この日、上杉弁護士との話し合いに応じた阪神・黒田編成部長は「正式なもの(残留の意志)は聞いてないが、手応えはある」と、残留を信じている様子だ。
 セ・リーグ・関東審判員、2度目の契約更改交渉でも全員が保留!
この日、東京・銀座の連盟事務所でセ・リーグ審判部の関東地区6審判員が2度目の契約更改交渉を行ったが、全員が保留。これで20日に交渉を行った分も含めた関東地区の全16人(+関西地区1人)が、揃って、2度目の交渉でもサインに至らなかった。前回と同額の提示を受けたと言う主任の渡田審判員は「昨年は日本シリーズ出場審判はそれなりに昇給したが、今年出場した自分は月額1万円しか上がっていない」と怒り心頭。また、新年俸記入済,収入印紙貼付済の契約書をいきなり提示される従来の交渉方法自体にも不満の声が多いなど、問題は山積みだ。交渉に当たった大越英雄事務局長は「金額を上積み出来るに越した事はないが…(ない袖は振れない)。交渉方法については、来季以降は見直すつもり」と、沈痛な面持ちで語った。