球界トピックス

12月20日 マスターズ・リーグ:大阪11−0福岡


 小林雅、2億3000万円で一発サイン! 豊田と並ぶパ・リーグ投手最高額!
この日、千葉マリンスタジアムで守護神・小林雅が契約更改交渉を行った。タイトルこそ逃したものの、史上2人目の3年連続30Sをマークした事が評価する球団側は7500万円アップの2億3000万円(推定)を提示豊田(西武)と並ぶパ・リーグの投手最高額となった事に満足した小林雅は「パ・リーグの投手No.1になる事を頭に置いて交渉した。自分の全てを評価して貰った」と、一発サイン。来季はバレンタイン新体制での巻き返しが期待されている事もあり「今は自分のプロ人生で最も優勝したいと言う気持ちになっている。チームの優勝を最優先に考えたい」と、シーズン中に茂雄率いるナイトメアチームごときに引っ張り出されたくない意向を示した

 自己管理能力の低さに怒り心頭! 公傷制度完全撤廃を検討!
毎年毎年、銭ゲバ軍団にゴネられてうんざりの横浜が公傷制度の完全撤廃を検討している事が明らかになった。一時は100敗ペースと言う怒涛の黒星街道を突っ走り、ぶっちぎり最下位となった今季もハマのチンピラが右肘痛で開幕に間に合わず、斎藤タカシが右肩痛,右臀部痛で2度に渡って長期離脱,石井タクローが左手首捻挫で1ヶ月半リタイアするなど、主力に故障者が続出。事態を重く見た峰岸球団社長は「公傷制度が選手に甘えを許し、プロ意識が育たない原因になっている。何故、球団が高い給料を与えているか分かっていない。選手は万全の体調を整えて最高のプレーをするのが務め。それを考えずに球団にトレーナーの増員を要求するなど、お門違い。格闘技の相撲でさえ、公傷制度を廃止した。野球もそうあって然るべき」と、自己管理能力に欠けながら、チームからの保証ばかりしっかり要求する選手達に怒りを隠せない様だ。

 吉野、3度目の交渉でついに白旗! 2度目の安藤、200万円上積みも保留!
中継ぎ査定の底上げを目指し、共闘を繰り広げている吉野,安藤の左右の中継ぎコンビがこの日、揃って契約更改交渉に臨んだ。3度目の交渉となる吉野は2200万円アップの4300万円(推定)でサイン。前回より100万円上積みを勝ち取ったとは言え「希望額には程遠かったし、出来高も認めて貰えなかった。これ以上は無理かなと…」と白旗を挙げた格好で「来年にその分を取り返せればいい」と、自分を慰める様に語った。一方、2度目の交渉となる安藤は前回より200万円の上積みとなる2600万円アップの4100万円(推定)を提示されるも、またもや保留した。