球界トピックス

12月12日


 新人7選手入団記者会見! 将来性No.1・岩館、改めて川相を大目標に設定!
この日、都内のホテルにて、ドラフトで獲得した新人7選手の入団記者会見が開かれた。5巡目で指名され、仮契約時には「巨人の野手は長距離打者ばかり。そんな中で自分を生かしていくにはどうするか。足や守備、状況に応じた打撃が出来る事。川相選手がいい例になると思う」と世界屈指の職人である名手・川相(中日)を目標に掲げた岩館は、この席でも「(川相さんがいた)憧れのチームのユニフォームを着て野球が出来る幸せを感じています。川相さんの様なチームに必要とされる選手になり、早く一軍の試合に出たいです」と、改めて川相を大目標とする事を表明。その高い志に一部では「将来性No.1ルーキー」と呼び声も高いが、そんな岩館を快く思わず、冷ややかな視線を送る球団関係者が確実に1人,あるいはもう1人いる可能性も否定出来ない。そんな連中の嫌がらせによって、幽閉されたり、理不尽に引退に追い込まれる事のない様、祈るばかりだ。岩館は尊敬する川相が入団時に付けていた「60」を希望したとも見られているが、そんな気持ちを踏みにじるがごとく、「60」はロッテのマスコット名をパクる男・4巡目指名のマーくんに行き渡り、岩館に与えられた背番号は「36」。よりにもよって、あの男の息子がかつて付けていた番号だ。無論、連中の嫌がらせ政策の一端である事は言うまでもない。入団早々、嫌がらせを受け、精神的ダメージを追わされた岩館だが、川相は怒涛の嫌がらせ攻勢の中、決して屈する事も、挫ける事も、媚びる事もなく、最後の最後まで自分の意志を貫いて生き抜いた男その川相を目標とするならば、このくらいの嫌がらせでまいる訳にはいかないだろう。尚、同席した悪太郎・堀内監督は(岩館の様に)しっかりした目的意識を持って入って来て欲しい。目的に向かってやってくれれば結果はついてくると思う」と、ルーキー達にエールを送った。

 2巡目・山田、川相との対戦を熱望! 堅実無比のバント阻止が目標!
ヤクルトはこの日、東新橋の本社で新人5選手の入団会見を行った。注目の発言を残したのは、自由獲得枠の川島(八戸大)ではなく、巨人志望の西村(広陵)を回避して、2巡目で指名した山田(小松市立)だった。対戦したい打者を聞かれた山田は「世界記録を作った川相選手(中日)にバントをさせない様に、スピードボールで対戦してみたい」とコメント。この手の質問には、えてして打率,本塁打で高い数字を残している打者を挙げる選手が多いが、所詮7割は勝てる相手。しかし、堅実無比を誇る川相のバント成功率は9割を超えており、投手が勝てる可能性は1割とないのだ「名手・川相のバント阻止」と言う超一流のボールとフィールディングを持ってしても、容易にはなしえないとてつもなく高い壁を目標に設定した事で会場は大きくどよめいた「(一発にしか価値を求めない茂雄暗黒政権においても)自分のプレースタイルを変えずに世界記録を打ち立てた事が凄いです」と川相の生き様を尊敬する山田に若松監督も「自分の力を信じて頑張って欲しい」と、大きな期待を寄せている。

 ヒゲ入来、国外亡命希望の事実も発覚! 日本ハム、トレード白紙撤回か!?
代理人交渉を要求した途端に、井出と交換で日本ハムへのトレードを通告されたとして怒り心頭で抗議声明を出したヒゲ入来だが、例によって、口先三寸でお茶を濁すチンピラ三山代表はトレードと代理人交渉の因果関係を否定。しかし、代理人交渉を要求された際にトレード話が進行中である事をヒゲ入来に隠し、時間稼ぎをかましていた事は紛れもない事実であり、プロ野球選手会・松原事務局長は「強い関心を持っている。巨人に異議を唱えるか、選手会の主張を声明文の様な形で発表する事になるだろう」と、調査を開始した。また、ヒゲ入来は代理人交渉要求だけでなく、ポスティングシステムによる国外亡命も希望していた事が発覚。これに対して、日本ハム・三沢取締役管理担当は「代理人交渉と言う事情があってのトレードだとは聞いていない。ポスティングに関しては、希望していると言う情報は持っていたので、そういう事があるならトレードに応じる事が出来ないと何度も念を押しています。あくまでポスティングを主張してくる様なら、白紙と言う事も考えられるとコメント。ヒゲ入来と亡命問題に決着をつけた上でのトレードを望んでいた日本ハムに対して、チンピラ三山代表は亡命問題にケリを付けるどころか、ヒゲ入来に話し合いをする機会すら与えず、しかも、その事実を隠した儘、トレードを合意に至らせる詐欺師紛いの行為をかましていたのだ。日本ハム側はトレードの正式成立に必要な選手契約譲渡協定書にまだサインしておらず、巨人の出方次第ではサインせずに白紙撤回する事も考えていると言う。だが、日本ハムへのトレード自体は受諾する意向のヒゲ入来は移籍後も国外亡命を打診する可能性を示唆しながらも「札幌で心機一転、日本ハムの優勝の為、一生懸命プレーしたい」とコメントを残している事から、強硬に亡命を主張する事はないと見られている。「今後はヒゲ入来と向こう(日本ハム)の問題」などと、もうすっかり他人事のチンピラ三山代表は早速、ヒゲ入来の背番号「20」を獲得目前のローズに譲渡する方針を示した