球界トピックス

12月9日



巨人へのリベンジを誓う名手・川相

中日のユニフォーム姿を披露する川相

現役を続けられる喜びに笑顔がこぼれる

 名手・川相、中日と正式契約! 注目の背番号は「7」に決定!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、巨人から退団に追い込まれた球界の至宝こと名手・川相を無償で獲得すると言う、ダイエーから巨人へ無償で移籍した小久保など比較にならない程の超大型電撃補強を果たした中日だが、この日、名古屋市内の球団事務所で正式に契約を結んだ事を明らかにした。年俸は今季の1/3となる3000万円まで下がったものの、一軍在籍日数等に応じて総額7億円(弊社推定)と見られる出来高がつく事となった。「0」の栗山が自由契約、「4」の酒井が「49」へ、「7」の谷繁も20番台へ変わる事が決まるなど、一桁が空きまくっている事で注目された背番号は、川相のイメージとして強く焼き付いている「0」を待望するファンが多かったが、結局、「7」に決定。契約後、会見に臨んだ川相は「気持ちが引き締まると言う感じ。移籍は野球人生の中でプラスになると思う。過去は忘れて中日の一員として頑張りたい。全ての面で(茂雄の嫌がらせで幽閉され続けた)ここ4,5年の成績を上回り、優勝に貢献したい。巨人戦では自然と力が入ると思うし、出来るだけ活躍したい。『川相を敵に回さない方が良かった』と思われる様に…。毎年の事だが、巨人は4番打者ばかり補強して、(ヘッポコエラーを連発するニックンを不動のショートに置くなど)守備のバランスが悪い。その点、ウチ(中日)はバランスが良く、しっかりしている。総合的にもウチの方が強いと思う」と、イカレ金満大政策による巨人の無計画な補強ぶりを批判し、リベンジを誓った。この川相の意気込みを配慮し、球団側も巨人戦での査定を5割増する方針を示している。


 吉野、2度目の交渉も怒りの保留! 代理人交渉へ発展の可能性も!
安藤と共に、中継ぎ投手の査定の低さに徹底抗戦の構えを見せている吉野がこの日、2度目の契約更改交渉を行った。しかし、球団側の提示は前回同様の4200万円(推定)とあって、吉野はまたもや怒りの保留「評価はして貰ったが、数字に出てこなかった。試合よりもしんどい」と、ゲンナリした表情を見せた吉野はいつまでも平行線を辿る様ならば、周囲と相談した上で代理人交渉を仕掛ける可能性をも示唆。一方、MVPレースで井川に僅か4ポイント差と、司令塔として優勝に大きく貢献した矢野は1億1000万円(推定)+出来高の提示に「18年ぶり(にリーグ優勝と言う)特別な年に『よし来年も優勝するぞ』と押す気持ちになれなかった」と、これを保留した。来季までの4年契約を結び、4年分の総額を決めていた事で年俸ベースでは実質的なダウンとなり、出来高の額でも不服を抱いた模様だ。また、2度目の交渉となった藤本は3000万円アップの4600万円(推定)でサイン,これまた2度目の交渉の秀太も僅かながらも上積みを勝ち取り、500万円アップの3500万円(推定)でサインした。