球界トピックス

12月8日 マスターズ・リーグ:東京1−1福岡


 エセネオエセ松井、亡命先にメッツを選択! 総額2100万ドルの3年契約!
水島の呪いから脱却すべく、FA権を行使しての国外亡命を決意したエセネオエセ松井だが、この日、成田市内のホテルで会見を行い、「色々考えて、1つのチームと合意に達した。ニューヨーク・メッツです」と、総額2100万ドル(推定)の3年契約でメッツを亡命先に選んだ事を発表。10球団からオファーが来たと見られているが、あえてメッツを選んだ理由として「自分を必要としている誠意,熱意を感じた。家族と暮らす環境,プレーする環境が自分には合っていると思った」と語った。エセネオエセ松井が4球団に絞ったと言う最終候補の中には名手・川相の必要性を訴える為に命を懸けて国外亡命した今夜の松井さんが所属するヤンキースも含まれていたが、ただでさえ日本でも「エセネオエセ」扱いされ、アメリカ人にも日本人の10%は「松井」姓なのでは?誤解されている可能性の高く(実際は上位50位にも入っていない。既に、日本2位の「鈴木」姓が2人も亡命を果たしているが、「マック」「イチロー」で定着している為、「鈴木」の印象は薄いと思われる)、早くも「リトル」呼ばわりが濃厚とあって、松井さんと同僚になる事でより一層「松井」として目立たなくなる危険性を回避した模様。しかし、結局、松井さんと同じニューヨークを本拠地としてしまう辺りが何とも迂闊な選択で、結局、松井さんの陰に隠れてしまう危険性を秘めている。

 鈴木なおのり、銭ゲバ返上で一発サイン! 若田部、未勝利ながら4200万円アップ!
毎年、この時期になると銭ゲバぶりを遺憾なく発揮する鈴木なおのりが横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。打率.311,19本,57打点と言う3番打者としては、無難かつ地味な数字に球団側も4000万円アップの2億2000万円(推定)+出来高と言う無難な提示。成績も提示も中途半端で気が削がれたか、鈴木なおのりは珍しく一発サイン。一方、ダイエーからのFA移籍しながら故障に泣かされ、未勝利に終わった若田部だが、FA移籍1年目の年俸が据え置きとなる事から、2年目以降の大増額を約束すると言う悪しき慣例により、4200万円アップの1億(推定)+出来高を提示されると、不甲斐ない成績により、幾らか返上する様な男気など見せる事なく、ほくほく顔でこれにサインした。
 オツ、4600万円ダウンもあえなく白旗! 豊田は大台2億提示に怒りの保留! 
この日、西武主力投手陣が所沢市内の球団事務所で契約更改交渉を行った。2度の戦線離脱等で現役最長の7年連続2桁勝利がストップ(6勝)したオツは4600万円減の1億8400万円(推定)と言う大幅ダウンにも一発サイン。プロ入り初のダウン提示にも「大台(2億)はキープしたかったが、成績が成績だから仕方ない」と、淡々とコメント。一方、2年連続最優秀救援投手に輝いた守護神・豊田に対して、球団側は4000万円アップの2億円(推定)を提示オツの大暴落もあって、投手では球団最高年俸となったにも拘わらず、豊田は「人には負けない数字。抑えとして誇りのある金額提示ならスパッと押すつもりだったが、(希望額と)相当な開きがあった」と、怒りの保留。徹底抗戦の姿勢を見せている豊田だが、球団側は「元々が高いから、ドーンと上積みは考えられない」と語っており、長期戦は必至だ。また、初の2桁勝利をマークした後藤光は2200万円アップの6200万円(推定),2年連続2桁勝利のミッチーは1700万円アップの6300万円(推定)でそれぞれ一発更改となった。