球界トピックス

12月7日 マスターズ・リーグ:札幌1−7東京 大阪1−2名古屋


 更なる暗黒時代到来!? 茂雄、巨人OB会新会長に就任決定!
この日、都内のホテルで巨人OB会総会が開催され、よりにもよって、第7代会長として茂雄が就任する事が決定。前会長の藤田元司氏が後進へその地位を譲る事となった事により、先月下旬に打診を受けていた茂雄は、この日の総会前に行われた幹事会で再び新会長に推薦されて、「長年お世話になっていますから…。(金満大補強による)現場への尽力、そしていい雰囲気のOB会にしていきたいですね。頑張りますよ、エヘヘヘ〜」とこれを受諾。名手・川相を史上最高二番打者へと導いた藤田氏が会長を務めていた事で「巨人最後の良心」たりえたOB会だが、暗黒政権で金満大補強を常套手段として定着させ、将来性のある若手の芽を摘み取りまくったばかりか、戦力一極集中政策と人件費高騰化に拍車をかけて、プロ野球界全体を衰退させた諸悪の根源である茂雄の会長就任により、巨人フロントのイカレたやり口に歯止めをかける組織は消滅してしまったと言っていいだろう。

 ローズ、右膝の状態次第で代打要員の可能性も!? 
近鉄を自由契約となり、巨人入りが決定的となっているローズだが、この日、淡口打撃コーチは「ピンチヒッターの可能性もある」と発言。現段階の構想ではセンターかレフトを守る筈だが、近鉄時代にも悩まされた持病の右膝痛の状態次第では代打要員と化すかもしれないと言うのだ。しかし、これは獲得する前の段階で綿密に調査を行っておくべき事項。いかに実績十二分と言えども、代打要員に3年15億とも言われる破格の条件を用意するのは、あまりにもバカげている。もし、代打要員にせざるをえない程、右膝の状態が悪いならば、15億払ってまで無理に獲得する必要性は全くない筈だが、既に、ローズの状態とは無関係に獲得自体は前提となっている事自体、巨人の金満大補強は相変わらず、イカレていると言っていい。年俸や出番を抑えられている選手からの不満が大きくなる事も間違いなく、史上最大の代打要員獲得は更なる内部崩壊を生み出す危険性が出てきた。