球界トピックス

12月6日 マスターズ・リーグ:大阪1−3名古屋


 山口、衝撃の現役引退宣言! あと2年で夢の160kmを目指す!
昨年10月の右肩手術の影響でシーズン丸々棒に振った山口が契約更改交渉に臨み、800万円ダウンの2400万円(推定)+出来高で一発サイン。交渉後の会見で山口は「あと2年で現役は終わりです。30歳を選手生活の区切りと思っている。手応えはあるし、納得出来る球を投げる事が出来たら、ユニフォームを脱ぎます。完全燃焼したい」と、衝撃の引退宣言をかました。納得出来る活躍をすべく、あと2年と期限を設定する事で自分を追い込もう…などと言う訳ではなく、「第2の夢がある。野球に関わる事で他にも実現されている方はいる。人として色々な経験を積みたい」との事。第2の夢に関しては「夢は人に言うものではない」と言葉を濁した。家族には既に話してあると言うが、これを聞いた奈美夫人は「全然聞いてませんよ。辞められたら、生活していけませんし」と、困惑を隠せない。山口の独断専行で、家族が路頭に迷う様に事になっては…と、奈美夫人は戦々恐々。因みに、山口の言う「納得出来る球」とやらは、自身と伊良部クラゲ(当時ロッテ)がマークしている日本最速158km超え。手術した右肩が完全に癒えた訳でもないと言うのに「超えられる自身が自分の中にはある。とにかく来年を楽しみにしていて下さい」と、どういう根拠なのか、やけに自信満々だ。一方、急性骨髄性白血病から復活を遂げ、3年ぶりの白星をマークした岩下は200万円アップの1300万円(推定)でサインし、「一日も長く野球を続けて、元気でいる事をみんなに伝えたい」と、山口とは全く対照的なコメント。また、2年越しの15連敗中とパ・リーグ記録へリーチをかけている川越は800万円ダウンの2400万円(推定)で更改した。

 コックス、違約金込の4億円要求! テレム氏相手に法廷闘争の可能性も!
名手・川相の必要性を訴える為に命を懸けて国外亡命を決意した今夜の松井さんや、水島の呪いから脱却すべく国外亡命を決意したエセネオエセ松井の代理人を務めるアーン・テレム氏と横浜が法廷闘争に発展する可能性がある事が明らかになった。テレム氏は今季限りで横浜を解雇されたコックスの代理人も務めているからだ。コックスは右膝半月板損傷により、今シーズン殆ど働かず、未だに回復具合が思わしくない事で、横浜側は不確定要素の為に現有戦力が振り回される訳にはいかないと、2年+オプション1年と言う3年契約の1年目ながら、解雇を決めた。3年目は横浜側が70万ドル(推定)を支払う事で一方的に解雇出来るバイアウト契約となっていた事で、コックス側は来季年俸+3年目の違約金を合わせた約4億円(推定)を要求しているが、今季僅かに15試合の出場に留まった事で、横浜側が全額支払う事を拒否。テレム氏と争うべく、アメリカの弁護士の選定を進めていると言う笹川チーム運営部長は「出来れば裁判にはしたくないが、少しでも出費を取り戻したい気持ちは強いから」と、法廷闘争も辞さない構えだ。それでも来季年俸分は免れないと思われ、争点は3年目の違約金になりそうだ。