球界トピックス

12月4日


 将来性No.1ルーキー?岩館、契約金6800万円で仮契約!
ドラフト5巡目で指名された岩舘学内野手(東洋大)がこの日、都内のホテルで吉田編成部長らと入団交渉。契約金6800万円、年俸720万円(いずれも推定)で仮契約を結んだ。「巨人の野手は長距離打者ばかり。そんな中で自分を生かしていくにはどうするか。足や守備、状況に応じた打撃が出来る事。川相選手がいい例になると思う」世界屈指の職人である名手・川相(中日)を目標に掲げる高い志に、一部では「将来性No.1ルーキー」と呼び声も高い岩館だが、この新戦力の加入は茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、名手・川相を暫定的に引退に追い込んだ挙げ句、他球団に逃げられると言う球団史上最大級の惨劇に見舞われたチームのムードを立て直す材料となりうるか!?
 桑田、3500万円の大幅ダウンも一発サイン!
茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、名手・川相が巨人を去り元造反五人衆・最後の一角となった桑田が神田錦町の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。茂雄の圧力により、川相をスタメンで使えない状態を余儀なくされた若大将・原前監督からは、川相不在を補いうる唯一の男として持ち前の逆境パワーを期待されたものの、川相不在のヘッポコバックを背負わされるとてつもない逆境マウンドを毎回の様に強いられては、さしもの桑田も調子を維持する事が出来ず、今季は僅かに5勝と言う悔いの残る成績。球団側からは3500万円ダウンの2億500万円(推定)と言う大幅ダウンを提示されたが、5000万円ダウンは覚悟していたと言う桑田は「思ったよりもよかった。(交渉は)5分もかからなかった」と一発サイン。来季、悪太郎・堀内新政権でのV奪回については、「背番号『18』の大先輩の為にも、是非、優勝したい(が、川相さんがいないとあっては、それも難しいだろう)と、辛辣な表情を浮かべた。

 失敗続きの強行指名、ようやく奏功! 日本ハム志望の柴田、入団に合意!
地元・札幌へ移ってきた日本ハム入りを希望していたにも拘わらず、ドラフト2巡目で強行指名フリークのオリックスに拉致された柴田誠也投手(北海道尚志学園)が、同校で2度目の入団交渉を行った。柴田本人は最初の交渉の段階で軟化しており、あとは難色を示していた父親を説得するばかりとなったオリックス側は、中村GMを初めとするスカウト陣が、日夜、柴田獲得の為に足しげく通い詰めた事で、父親も軟化の方向となり、この日、ようやく入団に合意させる事に成功。「考えて考えて考えた末、オリックスに入って頑張ろうと思った」と言う柴田の言葉に、中村GMは「北海道に行った甲斐があった」と満足気。近日中に仮契約を結ぶ予定、背番号は「13」を用意しているとの事。