球界トピックス
11月29日 マスターズ・リーグ:福岡6−0名古屋 東京4−4札幌
阪神、一発更改35人連続でストップ! 安藤、3900万円の提示に保留!
18年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献したセットアッパー・安藤が西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行った。球団側は2400万円アップの3900万円(推定)を提示するも、安藤は3倍増の4500万円を希望し、これを保留。当初、提示されたのは3800万円。1時間粘ったものの、100万円上積みして貰うのが精一杯だった。チーム36人目にして、保留者第1号となってしまった安藤は「厳しいですね。苦しい思いをして、優勝に貢献したつもりですが、中継ぎの評価が考えていた以上に低かった。また来年もセットアッパーをするなら、(この査定では)気持ちの入り方も全然違ってくる」と、憮然とした表情で立ち去った。これに対して、竹田球団常務は「優勝の大きな原動力になってくれたのは認めるが、まだ入団2年目。バランスと言うものもある」とコメント。「(次回交渉までに)中継ぎをやっている人や、保留した事のある人など、色々な人の話を聞いてみたい」と語る安藤との2度目の交渉はV旅行後の来月19日以降となる模様。
ドラフト5巡目・吉田、早くもヤクルト腰掛け入団を明言!
この日、ドラフト5巡目で指名された吉田(城郷)が都内のホテルで両親を伴っての入団交渉に臨み、契約金4000万円、年俸480万円(いずれも推定)で仮契約。交渉後の会見では「将来はFAで絶対に国外亡命します」と、ヤクルト入団は国外亡命までの腰掛けである事をいけしゃしゃあとぶちかました。更に、「(内定した背番号「54」は)「53」の先輩・五十嵐亮さんを超える様にと言う事だと思います」と勝手に解釈し、「日本記録(158km)を抜いて160kmを出したい」とほたえたり、野球が実施される保証すらない2008年北京五輪への出場を熱望した上、「1戦目(の先発)が僕で、2戦目が(霊感投手・)松坂さん」と、松坂越えをうそぶいたりと、果ては2017年にワールドシリーズを制覇するなど、吉田のホラ話は留まる所を知らない。先の事だからこそ、何とでも言えるが、春季キャンプ早々、プロ野球選手の高い壁を感じ取って、挫折の一途を辿るばかりのビッグマウス川口(オリックス)の再来とならない事を祈るばかりだ。
中日、ホッジス獲得に興味! オリックスはムーアの調査を開始!
今オフ、解雇されたばかりの助っ人投手達の去就が注目されている。横浜を自由契約になったグスマンの獲得がほぼ確定的な中日だが、更に、ヤクルトを自由契約となったホッジス獲得にも興味を示している事が明らかになった。当初、現有戦力の底上げを目指し、更に、茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、一時は半強制的に引退させられた名手・川相と言う強力極まりない新戦力が加わった事で、新助っ人確保には消極的な姿勢を見せていた落合新監督だったが「投手の補強をしないとは言ってないでしょ」と軌道修正。川相さえバックにいれば、まだまだ活躍出来ると言う自信から、グスマンにもホッジスにも大きな躍進を期待している模様だ。阪神を解雇されたムーアの獲得に関しては否定したが、こちらは既に食指を伸ばしている横浜に続き、オリックスも調査に入る事が判明。昨年の防御率1,2位コンビである金田,具の両左腕が今季は故障に泣かされた事もあり、先発左腕の獲得を命題とするオリックス・中村GMは「現在、獲得に向けて調査をしている外国人候補と力を比較としての問題になると思うが…」とした上で、ムーア獲得を検討している方針を示した。