球界トピックス

11月28日


 上原の代理人・加藤弁護士、名誉毀損でチンピラ三山代表に警告書送付!
前日、上原が加藤弁護士を引き連れ、球団初の代理人交渉を成立させたにも拘わらず、あくまで代理人交渉であった事を認めないチンピラ三山代表に対して、日本プロ野球選手会に確認した上で正式な手続きを踏んだ事を主張し、怒り心頭の加藤弁護士は警告書を送付する事を通告した。「弁護士会登録番号等を文書で通知する行為がなされていない。代理人の手続きに瑕疵があったので、これは代理人交渉ではない。加藤弁護士は代理人ではなくアドバイザーだと思っている。双方が知恵を出して、こうした大人の対応になった」などとほたえたチンピラ三山代表のコメントが事実に反すると言う加藤弁護士は「正当な代理人交渉が行われた事は極めて明白な事実。代理人、弁護士としての職務の適格性を疑わせると言う意味において、当職の名誉を著しく棄損するもの」とまくしたてており、巨人側の対応次第では法的措置に訴える事も検討していると言う。日本プロ野球選手会・松原事務局長は「上原選手がこういった契約の負担をなくす為に代理人交渉を考えたのに、結果的には上原選手に大きな負担を掛ける事になった。球団はこれを良しとするのか。大きな疑問を感じる」と、巨人フロントの往生際の悪さに呆れ果てている。

 横浜、阪神解雇のムーアに興味! 下柳とのダブル獲得なるか?
この日、阪神はムーアを自由契約にしたと発表。今季10勝をマークし、リーグ優勝に貢献したムーアだが、阪神側は「チーム編成全体を総合的に判断した結果」(野崎球団社長),「シーズン中盤から慣れられた感じがした。同じ7、8勝を挙げるなら、若手の方がいい」(岡田監督)と解雇を決めた模様。それでいながら岡田監督は「どこが取るかは分からないが、あの成績なら他球団が手を挙げるのではないか。同一リーグに入る事は避けたい」などとほたえているが、この岡田監督の期待を裏切る様に早速、同一リーグの横浜が獲得に興味を示している怒涛の川相幽閉策の影響でとてつもない不安感の中、投げさせられた巨人をも下回る投壊ぶりでぶっちぎりの最下位を独走した横浜の笹川チーム運営部長は「日本での実績はあるし、選択肢の一つ。これから検討したい」とコメント。現在、FA宣言している下柳とも交渉を進めており、万事、ぅまくいけば、阪神から20勝分の投手を奪取する事になる。その一方、今季、本塁打王に輝いたT.ウッズよりも遙かに大きな期待を持って獲得したにも拘わらず、右膝痛の影響で僅か15試合の出場に留まったコックスの解雇を決定。未だに右膝の状態は思わしくなく、笹川チーム運営部長は「中途半端な状態で置くと現場が起用法に困る」と語り、3年契約のまだ1年目ではあるが、来季年俸3億2000万円(推定)と3年目の代償金も支払ってまで、解雇に踏み切った。あまりの大損害に峰岸球団社長は「授業料にしては高過ぎた」と苦言を呈した。