球界トピックス

11月27日


 上原、3億で一発サイン! チンピラ三山代表、あくまで代理人交渉を否定!
この日、神田錦町の球団事務所に加藤弁護士を引き連れてやってきた上原は球団史上初となる代理人同席の契約更改交渉に臨んだ。当初は長期戦も予想されていたが、上原は僅か20分の交渉で9500万円アップの年俸3億円(推定)の提示にあっさり一発サインし、「金銭面は加藤さんにお任せして、希望通りで満足している。認められている権利なので新しい事をしたつもりはない。お金の話を僕自身はしたくなかったので、やって良かった。満足いく結果が出たので(来年以降も代理人交渉を)続けていくつもり」と満足気なコメントを残した。「代理人を連れてきたら給料はカットする」と言うナベツネの恐喝はただの脅しに終わった。代理人交渉を希望した「野球に専念したいから」と言う理由を無惨に打ち砕くがごとく、チンピラ三山代表が2回目以降の交渉も上原の同席を要求する嫌がらせをかましてきた事にぶち切れてのスピード決着とも思われたが、交渉後、取材を受けた加藤弁護士によると、実は10月下旬から加藤弁護士とチンピラ三山代表の間で水面下による交渉が4,5回にも渡って進められており、上原には交渉が始まっている事をオフレコにするべく、交渉の前段階でモメていると言う茶番を演じさせていた事が発覚。一方、断固拒否の姿勢を見せていたナベツネの顔色が気になるのか、チンピラ三山代表はこの期に及んで「弁護士会登録番号等を文書で通知する行為がなされていない。代理人の手続きに瑕疵があったので、これは代理人交渉ではない」などと言い掛かりの様な難癖をつけ、あくまで代理人交渉であった事を否定。加藤弁護士が「上原選手の代理人の加藤です」と挨拶しているにも拘わらず、加藤弁護士は代理人ではなくアドバイザーだと思っている。双方が知恵を出してこうした大人の対応になった」とほたえる有様。結局、代理人交渉がしたい上原側と、実態はともかく「代理人交渉」と言う名目にしたくない球団側の意向を踏まえ、双方納得ずくの結果だった事が明らかになったと言っていい。これにより、巨人では名目上、代理人交渉は行われていない事となったが、そんな往生際の悪い虚言がまかり通るのは、所詮、ナベツネとチンピラ三山代表の間だけの事だろう