球界トピックス

11月23日 マスターズ・リーグ:福岡2−9大阪


 上原、強行手段が奏功! ついに球団史上初の代理人交渉へ!
「野球以外の話はしたくない」と言いながら、野球以外の話である代理人交渉の話にいつまでも労力を裂き、球団の了承を取らない儘、既に代理人を決定する強行手段をかましていた上原が、ついに球団史上初となる代理人交渉を認めさせる事に成功した。この日、ファン感謝デーに参加した上原はその最中に球団側と交渉し、代理人同席の下、27日に契約更改交渉に臨む事を取り付けた。巨人の主力選手は12月の半ば辺りからとなるのが慣例だが、代理人が絡む事による長期交渉となるのが必至と察し、二軍クラスの更改が始まって僅か2日目と言う早い時期の交渉となった模様。尚、これは全て上原の談によるもので、チンピラ三山代表は黙して語らず。規約上、認められている行為に当日の門前払いなど出来よう筈もないが、「代理人を連れてきたら給料をカットする」とナインを恐喝していたナベツネがついに予告通りの給料カットを実行に移す危険性は残されている。法律の専門家による正論は、果たして、何者をもよせつけないナベツネの理不尽な言い分を打破出来るのか!?

 ヒルマン監督、直接出馬で必死の熱弁! さすらいの賭博師・須永、態度を軟化!
巨人入りを熱望し、他球団なら社会人入りを打ち出していたさすらいの賭博師・須永(浦和学院)を強行指名した日本ハムだが、この日、都内のホテルで初の入団交渉を行った。球団側は指名までの経緯や球団のビジョン等を説明しただけでなく、入業務提携するダイヤモンドバックスへの野球留学を勧めるなど、必死の説得を敢行。ファン感謝イベントの為、来日したばかりのヒルマン監督も直接出馬し「ビデオで見て、素晴らしい選手との印象を受けていた。実際に会ってみて、落ち着いた,自信に満ちた好印象を受けた。将来のファイターズを背負って貰いたい」と熱弁を揮った。また「来年は僕も新人。新人同士、一緒にプレー出来たら嬉しい。何かあったらセンターから飛んでいく」と言う新庄からのラブコールも伝えられた。これに対して、指名直後は頑なに拒否の姿勢を見せていた須永も「勉強になったし、いい評価をしてくれて感謝している。ドラフトの時はちょっと複雑な気持ちだったけど、今は白紙の状態で考えている」と笑顔を見せるなど、幾分は態度を軟化させた様だ。

 入団拒否・柴田に指名挨拶! 日本ハム入り熱望の父親は同席拒否!
地元・札幌の日本ハム入りを希望し、他球団なら社会人入りを打ち出していた柴田(北海道尚志学園)を強行指名したオリックスだが、この日、当銀,小林両編成部副部長が同校を訪れ、指名挨拶を行った。当初は両親同席の上と言う予定だったが、柴田本人以上に日本ハム入りを熱望していた父親は「まだ気持ちの整理がつかない」と、この場に来る事を拒否。この儘、一気に入団交渉へ持ち込む事を画策していたオリックス側は肩透かしを食らった格好で、指名した経緯を説明するに留まった。それでも、柴田は「指名は光栄。両親と話し合って今後の事を決めたい」とやんわり語るなど、徹底拒否の構えではない事から、当銀副部長もそれなりの手応えを感じていた。入団発表が予定されている12月11日までの決着にはこだわらず、長期戦を覚悟している模様で、場合によっては伊原監督の直接出馬も考えているとの事だ。