球界トピックス
11月21日
さすらいの賭博師・須永懐柔へ、ヒルマン監督の直接出馬決定!
巨人以外なら社会人行きの方針を打ち出していたさすらいの賭博師・須永(浦和学院)をドラフト2巡目で強行指名した日本ハム。依然として、須永本人には指名挨拶さえ受け入れて貰えない苦しい状況に、いよいよヒルマン監督が直接出馬する事になった。24日のファン感謝デーに参加すべく、23日に再来日する予定のヒルマン監督は25日には帰国予定と言うハードスケジュール。唯一、接触可能なのは23日の夜だが、元々、この強行指名はヒルマン監督の強い希望があってのものと言う事もあり、何とか須永側の同意を得る事が出来た。これに対して、須永は「話を聞く事は勉強になる」と言いながらも、「その時の正直な気持ちを、素直に伝えたい。今でも(巨人志望の)気持ちは固いです」とつけ加えた。浦和学院・森監督も「行く行かないの結論は出ないでしょう。あくまで話を聞くだけ」と語っており、ヒルマン監督をもってしても、容易には説得出来ない雰囲気が漂っている。
村松、FA移籍第1号! 4球団の争奪戦、オリックスが制す!
ダイエーからFA宣言した村松のオリックス入りがいよいよ決定した。総額5億(推定)の4年契約と日本ハムより1億安い提示ながらも、天然芝球場を本拠地としている事、美和子夫人の実家が神戸である事を決め手に4球団の激しい争奪戦を制した格好だ。今季のFA宣言者で移籍決定第1号となった村松は「今はすっきりとした気持ち。持ち味のガッツあふれる思い切ったプレーをお見せして、オリックスが浮上するきっかけになりたい」と抱負を語った。伊原新監督は「これ程、嬉しい事はない。日本一になったチームのトップバッターが入って、かなりチームは変わる筈だ」と大きな期待を寄せている。尚、入団会見は28日に神戸市内のホテルで入団会見が行われる予定。
グスマン、電撃解雇決定! 中日が獲得に興味!
この日、横浜は今季限りでグスマンを解雇する事を発表。主力投手陣が不振や故障に喘ぐ中、グスマンは1年間先発ローテを守り通して、チーム最多の153回2/3を投げて8勝と勝ち頭になったにも拘わらず、笹川チーム運営部長は「本来はリリーフの投手。ウチは確率のいい先発投手が必要」として、解雇に踏み切った。「能力はあるので日米含めていい契約が出来るだろう。セ・リーグに獲得されても仕方がない」の言葉通り、早速、獲得に興味を示しているのが、茂雄とチンピラ三山代表の陰謀により、一時は半強制的に引退させられた名手・川相が入団テストに見事合格を果たし、一躍、来季の優勝候補筆頭にのし上がった中日。落合新監督は来る者は拒まないものの、新助っ人獲得は「リスクが大きい」として積極的に行わない方針を示していたが、「もし獲るなら先発」とも語っていた。今季まで横浜でコーチを務めていた森投手コーチも、横浜のザル内野陣と違い、名手・川相が加わった強力内野陣をバックにすれば、必ずいい結果を残せるとグスマンを猛プッシュしており、近日中にもフロントが動き出すと思われる。