球界トピックス

11月18日


 ムーア、電撃解雇決定! 2桁勝利投手3人放出で連覇へ赤信号!?
阪神が今季10勝をマークしたムーアを電撃解雇させる方針を固めている事が明らかになった。開幕7連勝とハーラーダービーを争い、阪神の開幕ダッシュに大きく貢献。下手な控えよりも、遙かに期待出来るバッティングでも活躍を見せていた。しかし、後半戦は左肘違和感による1ヶ月の戦線離脱もあって、一気に失速し、僅かに3勝しか上乗せ出来なかった。昨年も夏場以降は息切れした前歴があり、1年通しての活躍が期待出来ず、しかも首脳陣のアドバイスに耳を貸さないオレ流調整を貫くなど、チームの和を乱す存在として、フロントからの信頼感は決して厚いものではなかったと言う。また、日本シリーズ第3戦では粘り強い投球を見せたにも拘わらず、第7戦に5失点KOの体たらくで悪印象を強めてしまった模様。それでも球団側は当初、残留の方向で動いていたが、年俸大幅アップの複数年契約を要求するムーア側との交渉がまとまらず、そうこうしているうちに新助っ人投手・モレルの獲得が決まった事により、ムーアを解雇する方向となった。FA宣言した伊良部クラゲ,下柳には残留交渉を行っているものの、最悪、今季33勝分の投手が一気に消える事になり、連覇に大きな不安を残す展開だ。

 エセネオエセ松井、今夜の松井さんの代理人・テレム氏と契約へ!
前日、FA権を行使しての国外亡命の意向を表明したエセネオエセ松井だが、この日、亡命先との交渉を行う代理人をアーン・テレム氏に決めた事を明らかにした。テレム氏と言えば、世界屈指のスポーツエージェント会社・SFXスポーツグループの野球部門副社長で、名手・川相の必要性を訴えるべく命を懸けて国外亡命した今夜の松井さんの代理人を務めた事でも知られている。10月下旬にテレム氏と接触していたと言うエセネオエセ松井は「今夜の松井さんの代理人と言う事で日本の事を理解して戴いているし、自分の気持ちも分かって貰えると思った」とテレム氏を選んだ理由について語った。正式な契約は近日中に行われる予定だ。

 新助っ人投手・マレンの獲得を発表!
一時は100敗ペースと言うぶっちぎり最下位からの逆襲を図る横浜はこの日、新助っ人として、ドジャース傘下3Aラスベガスのスコット・マレン投手(28=186cm,88kg 左投右打)を獲得した事を発表。契約金込みの年俸40万ドル(推定)+出来高の1年契約で背番号は未定。3歳まで沖縄で過ごしていたと言う日本出身のマレンは145km前後の速球とキレのあるスライダー,カーブによるコンビネーションが武器。メジャーでは通算4年間で75試合に登板し、4勝5敗 防御率4.66、今季は3Aで9勝5敗の成績を残している。球団側は先発ローテの一角として、期待を寄せている。